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CT検査で分かる病気

CT検査で分かる病気

腫瘍(ガン)

レントゲン検査では、正確に分からないガン細胞の大きさや、転移しているかどうか、また、手術が可能かどうかの正確な判断が可能になります。
犬の場合、ガンの発生率は人間の2倍以上で、最近ではペットの約4頭に1頭が生涯のうちガンを発症するといわれています。
お腹の中や血液のガンは、検査をしないと発見できません。しこりの確認など、発症年齢に近づいたら(犬・約6歳〜約12歳、猫・約7歳〜約8歳)CTを利用したガン検診を受け、治る段階でガンを発見しましょう。

頭、脳の病気(脳腫瘍、水頭症、肺炎 etc )

通常のレントゲン撮影では頭がい骨があるため脳は全く写りません。 CTは骨の内部の脳を映し出すことが出来ます。 つまりCTを使用することにより、脳の内部を直接みて診断することができます。

脊椎(背骨の病気:椎間板ヘルニア)

犬や猫は、人間以上に首や腰の病気になります。 背中の神経の圧迫まで分かるCT検査は、レントゲンでは分からない椎間板ヘルニアを正確に診断することができます。

その他(交通事故などによる外傷など)

鼻腔・副鼻腔・中耳・内耳・前立腺などの病気、または原因不明の病気(竹串をそのまま飲み込んでしまい、胃を貫通して背骨に刺さってしまうケースもあります)の他、脳内出血・横隔膜破裂・内臓損傷といった重度の外傷でも、CT検査によりすぐに把握することができるので、術前に的確なプランをたてることが可能になります。

CT検査例 (CT検査の一例を紹介します。)

このワンちゃんは、お尻に大きな腫瘍ができてしまいました。
後ろから見た様子です。
腫瘍の一部が割れて、血が出ています。
まずは手術ができるかどうか、
CTを撮ってみます
これはコンピューターが作成した、下から見たところの立体画像です。
腫瘍が奥に入り込んでいる事が分かります。
これは横から見たところです。
色々な角度から腫瘍を深部まで観察することができるため、手術の前にどこまで切除するべきかが正確に検討できます。
このワンちゃんはCT検査の結果、右の後ろ足と骨盤の約25%を同時に切除する大手術を受け、足は3本になってしまいました。 しかし、腫瘍の痛みから解放されました。腫瘍は完全に切除することができたので完治が期待できます。今も元気に歩いています。

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