伊東 彰仁 先生からの回答
同居は避けるべきです。もしお宅が二階建てならば、上下に分け、階段部分の距離を保てれば、おそらく感染は避けられるでしょう。残念ながらエイズが発症すれば症状は悪化していくと思いますが、現状がエイズ発症だとは限りません。FIVウイルスに感染すると、エイズが発症しなくても免疫産生能力は著しく低下しますから、他の感染症にかかりやすくなりますし、また感染すると治りにくくなり、症状も強く出がちです。
細菌の二次感染については、抗生物質の投与により対応すればよいでしょう。(鼻と口の膿)
先住猫の3種混合ワクチンは、残念ながらエイズの感染防止には無効です。むしろこの仔にFVRなどの感染を防止するために、ワクチンが必要かと思います。ただエイズ発症ということであれば、ワクチンによる抗体産生は、かなり低いと思われます。
2006/11/20 09:40 参考になった! 0
投稿者 さん からの返答
早速ご丁寧な解答を頂き有難うございました。抗生物質と消炎剤で口の中も鼻も膿はなくなったように思えます。
今後も一日でも長く生きられるよう見守っていきたいと思います。
2006/11/27 09:40
野良猫を保護しました
エイズに感染し(白血病は陰性でした)健康状態も悪く貧血の数値も高い。
猫風邪と口の中は口内炎でいっぱい。余命一ヶ月。感染の可能性もあり、とてもうちの猫と一緒に飼える状況ではないから元の生活圏へ返すのが一番良いとの診断でした。
余命一ヶ月と知ってとても元の場所に返すわけには行かず、でも先住猫への感染は絶対防がなければならない。
考えに考えた挙句車の中にゲージを組立飼っています。
保護して今日で3日目ですが住環境と栄養でこんなに違うものかと驚くほど元気になりました。とても余命一ヶ月とは思えません。
口内炎が痛そうですが缶詰をフードプロッセッサーでムース状にしたものを
とてもよく食べます。
おしっこもうんちも出ています。
ただ鼻の穴と口の中から膿が出ています。
エイズは発症してしまうと症状は悪くなる一方なんでしょうか?
先住猫は3種混合ワクチンを接種していますが、やはりエイズ猫との同居は難しいでしょうか?