是松 壮一郎 先生からの回答
こんにちは、ココタマさん
ココちゃんの膿胸ですが、胸腔内に化膿性の滲出液がたまる状態を言います。細菌感染に伴う症状ですので、何らかの化膿性細菌の存在が疑われますが、猫同士での感染といったものはあまり考えられないと思います。つまり、一般の伝染病の類いではありません。
ただ、二頭の生活環境の中に同じような化膿性細菌に暴露されるような共通点がある可能性はあります。
また、亡くなった子の痰などの分泌物を舐めてしまったり、ケンカなどして傷口から、そう言った細菌が身体の中に入ってしまった可能性はあります。
また、肝機能異常に対しての治療もされていたということで、治療によっては、免疫力が低下した状態もあって、膿胸を併発したのかもしれません。
今後は、胸腔ドレナージと抗生物質や輸液療法といった内科的療法をメインに進めていくことと思います。
普段の呼吸の状態などを良く気をつけて観察し、何かあったらすぐにかかりつけの獣医師の指示を仰いでくださいね。
どうぞお大事になさってください
2007/03/13 16:44 参考になった! 0
投稿者 さん からの返答
お忙しい中ご返答ありがとうございました。
早速、実家の母に電話を入れ先生のアドバイスを伝え、母もありがとうございましたと申してました。
昨年チャミと言う猫を同じ病で亡くしたばかりで心配しておりますが先生のアドバイスで同じ失敗をしないよう気をつけると思います。ありがとうございました。
2007/03/20 04:44
実家の猫について
はじめまして。我が家の猫は、今の処元気なのですが、実家で飼ってる猫、
10歳、オスについての相談です。昨年の12月にもう一匹の猫が膿胸にかかり亡くなりました。今の猫も癲癇のような症状と、呼吸が早くなり病院に連れて行ったら同じように膿胸と診断されたそうです。この病は感染するのでしょうか?前の猫ほどひどくないようですが・・
先生が言うには、家の環境に問題があるのではと言われたそうです。たまに外に出す程度でほとんど家の中です。又数ヶ月前に食欲がなくなり、病院に連れて行ったら、肝機能数値が異常になり薬を飲みやっと元気になった矢先です。この病気になりやすい原因など教えていただければと思います。
又一度かかると再発しやすいと聞きますが、今後どのような事に気をつければよいかアドバイスお願いします。