杉浦 広 先生からの回答
わんちゃんは、それほど咀嚼を、しないので、あまり歯周病をくりかえすなら、抜いてしまうことは、あります。歯はなくても特に消化に問題はないとは思います。
2007/02/12 08:08 参考になった! 0
是松 壮一郎 先生からの回答
こんにちは、ナカネさん。
さて、猫の抜歯なのですが、現在のシロちゃんの歯の状態を診察していないので、はっきりしたことは言えませんが、歯石がついているだけで抜歯といったことは無いのです。歯根部まで歯石がついていて、抜けかけたりしている、もしくは歯肉炎等を起こしていて歯肉ポケットの洗浄だけでは充分でない場合、歯髄炎を起こしている場合などに抜歯対象となります。ただ、麻酔リスクから、すべての歯を抜く考えの先生もいらっしゃるようなので、ナカネさんも、歯をなるべく残すようにして、残せる歯は歯石の除去(スケーリング)にとどめてもらえるように先生に相談してはいかがでしょうか。
猫は、歯を人間や、草食動物ほどは使いませんが、それでも若齢での抜歯はあまり勧められません。また若齢での歯周病では、原因が他にある場合があり、その場合には広範囲の抜歯がそれらを悪化させる場合もあります。(免疫疾患等からも、歯肉炎が長く続くといった病気もあります)
また歯をいっぺんに抜くことになったとして、歯が無くなった後の食事ですが、猫の場合舌触りを始めとする味覚に非常に敏感なものを持っています。ですので、ウェットフード、ドライフードの好みがはっきりしている子もいますので、食事を変える事が難しいケースが多いようです。
ウェットフードであれば、特に問題なく給餌していただいていいのですが、ドライフードでは、一片が大きかったりして、飲み込むのが難しくなることがあります。その場合には、フードを替えるのではなく、ビニール袋などに入れて、少し砕いて与えてみていただけるといいでしょう。
参考になれば幸いです。
どうぞお大事に
2007/02/14 11:59 参考になった! 0
投稿者 ナカネスエコ さん からの返答
回答ありがとうございました。昨日、前歯と牙を残し抜歯していただきました。右側は歯髄炎をおこしており、抜歯もさわる程度で簡単に抜けたそうです。今は落ち着いて鰹節とカリカリを少しづつですが食べています。血液検査もして頂き、猫白血病・FIVが+と言う事でした。体に蔓延しているわけではないので、心配することは無いとのことですが、定期的に診せにくるようにとの事です。ありがとうございました。
2007/02/21 11:59
歯周病で抜歯
久しぶりに投稿させていただきます。今回はシロの歯周病がひどく、歯肉炎が何度となく繰り返されるので、いつも診ていただいている動物病院で抜歯をすることになりました。牙以外を全て抜歯するとのことです。現在歯肉炎になっているところだけ抜歯しても、ほかの歯にも歯石がついているのですぐに他も歯肉炎になり、その都度抜歯するには麻酔のリスクがあるので一度に全て抜いてしまうとのこと…猫の歯は普段そんなに使われていないから無くても大丈夫とのことですが、本当にいいのでしょうか?人間でも一度に歯を全て抜くなんてことはしませんよね。また、歯のなくなった後は餌はそのようなものを与えたらいいのでしょうか?