今道 昭一 先生からの回答
耳の縁に皮膚病変を作る皮膚疾患はいくつかあります。
細菌や疥癬あるいは糸状菌などの感染症は常に調べておく必要があります。
さらに、M.ダックスでは耳辺縁の脂漏症やパターン脱毛なども含めて考えていく必要があります。
耳辺縁の脂漏症は、症状がある部位の毛が簡単に抜けてしかも一緒にフケのようなものがたくさん取れがちです。
一方でパターン脱毛では大きな鱗屑はあまりみられません。
また、疥癬はかゆみが強いのが大きな特徴です。
糸状菌も明らかな症状があるときは、顕微鏡の検査で毛の中の胞子を確認してもらいましょう。培養だけでは見落とすことがあります。
細菌感染については抗生物質の治療に対する反応で評価をするとよいでしょう。
このように1つ1つ確認していくと診断がつくことが多いです。
しかし、これら以外の疾患もあります。
上記の手順では診断がつかないときはさらに検査が求められます。
2007/04/14 21:48 参考になった! 1
投稿者 さん からの返答
御回答ありがとうございました!一度検査に連れて行ってみます・・・
2007/04/21 09:48
耳の先がかさぶたになっています。
はじめまして。もうすぐ2歳のミニチュアダックスワイヤーの男の子です。4ヶ月で家に来たときからふけがあったのですが、病院でもアトピーとは言われなかったので、食事をナチュラルチョイスの皮膚の弱い犬用にして様子をみたらふけはおさまったのですが、最近両耳の先にかさぶたのようなものを見つけました。トリマーさんにも指摘は受けていないのですが何の病気でしょうか???
もう一匹いるのですが感染するような病気でしょうか?