だいじょうぶ?マイペット

インターフェロンとビムロンについて

対象ペット:
/ マルチーズ / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
群馬県 / 紅の豚さん (この方の過去の質問 1件)

 
2009/09/08 20:37

こんにちわ、ぜひアドバイスお願いします。

白血病キャリアの子がいます。
先日発覚しました。

かかりつけの先生は、現段階ではなにもしない。
発症したらその時々で治療する、という方針みたいです。

ですが私なりに少しでも発症を抑えるために
調べたところ、インターフェロンやビムロンが有効だと
目にしました。


獣医先生の視点から、インターフェロンやビムロンの投与は
有効ですか?

また、いつ頃から投与が望ましいでしょうか?


お忙しいとは思いますが、回答お待ちしております。

 インターフェロン療法はあらゆる感染症に多かれ少なかれ効果がございます。ウィルスに関しては唯一と言っても良いぐらいの治療法になります。しかし、白血病ウィルスの感染が完全に成立している場合にはウィルスの排除ができる例があるのかどうかは未知数です。しかし、感染初期であればウィルスの排除ができる可能性がございます。なお、これに関しては先に述べましたとおり、なにもしなくてもウィルスがいなくなり感染が成立しないこともありますのでインターフェロンが効果的だったかどうかは立証しにくいものです。

 インターフェロンには今のところ問題となる副作用はほとんど認められておりません。高価であることが欠点と言えましょう。
 もし経済的に可能であれば受けてみることも一理あると思います。獣医療で一般的に使われているのは注射としてはインターキャットです。内用薬として牛用ビムロン(内服用インターフェロンα)の転用がございます。

 使用目的としては、

①感染が確認されて初期の段階から使用する感染不成立を目標にする使用法。

②発症が危惧される頃に用いる方法で、免疫力低下による二次感染や腫瘍発生を抑えることを目標に使用する方法。

 この、二つが考えられます。しかし、どちらも使用期間の定まらない長期投与になる事が予想されますので、十分に獣医師と相談されてから始めてください。
 尚、どちらの方法も効能書上で認められた使用法ではなく国で認可した効果ではございません。獣医師の裁量で処方するものです。ですので、積極的に進める獣医師もいれば懐疑的に考えて慎重なスタンスをとっている獣医師もおります。

 お大事にしてください。

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