だいじょうぶ?マイペット

後ろ足のふらつき

対象ペット:
/ マルチーズ / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
福岡県 / はなぺーさん (この方の過去の質問 2件)

 
2009/09/20 20:55

慢性腎不全の五歳の女の子の猫です。
数値がだんだん上がってきて、ステロイドを週三回皮下点滴に入れ、
1ヶ月後の検査で、BUN100越(前回60台)、Cre10越(前回6)です。
週に3、4回皮下点滴に通ってます。

自力では食べてくれず、ウエットの強制給餌も嘔吐する事から
シリンジでの液体ご飯です。
それでも、胆汁や胃液の嘔吐はあります。
殆どが朝です。

数日前から、後足がぐらっとする事がありました。
普通に歩いている時もありますが、ふらつく事も多くなってきました。
貧血だろうとエリスロの投与が始まりました。
貧血以外で、考えられる事はありますか?
腎不全の症状で後足のふらつきがありますか?
動作を起こす時によくふらつきます。
見上げた時、体を舐めようとした時、歩きだした時、
強制給餌が終わっておろした時、何かにすりすりしてる時・・・。

このままどんどんひどくなるのかと心配しています。
よろしくお願いします。

 まだ若いのに、慢性腎不全がかなり進行してしまっている様子だと思います。尿毒症がかなり深刻な状態になっているようです。この状況であれば口からの栄養補給は、本当につらい事でしょう。
 皮下点滴の回数は許される限り多い方が良いでしょう。補液したものが次の点滴までに排尿で抜けてくれるのであれば、肺水腫にならない限り最大限の量を皮下補液した方が良いでしょう。皮下であれば血管内の点滴と異なり体重の10%を注射しても通常は問題ないです。必要であれば利尿剤を使用しながらでも行った方が良いのかもしれません。
 補液のみで体の維持を行った場合、電解質の異常が出やすいので、時々測定をして補正をした方が良いので、ある程度頻繁に検査をする事がが必要になるかもしれません。
 後ろ脚のふらつきが貧血のせいかどうかは、貧血に関する検査データーが無いので何とも言えませんが、この症状は尿毒症が酷くなっても起こりえます。また、電解質のバランスに異常をきたしても起こりますし低血糖でも起こりえます。
 あまり吐くようであれば給餌を完全にやめて制吐薬の投与も並行して行った方が良いのかもしれません。
 かなり厳しい状態だと思います。延命はとても困難かもしれませんが、少しでも長く一緒にいられますように治療を続けてください。お大事にしてください。

投稿者 はなぺー さん からの返答

井上先生早速のご回答ありがとうございます。
そして本当に詳しく感謝しています。

軟らかい便をした後、二回嘔吐しまして
主治医に連絡をし、たった今入院しました。
退院した時は井上先生の教えて頂いた事を
してあげたいと思います。

かわいそうで、かわいそうでずっと涙がとまりませんが、
つらいのは愛猫ですよね。
本猫がもう苦しくなく、最後を穏やかに
むかえられる事を願うばかりです。

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