今道 昭一 先生からの回答
はじめまして。
たくさんの病気を指摘されているようですね。
このような場合は1つ1つ整理してから治療に当たるようにしましょう。
てんかん、歯槽膿漏、腎機能低下、肝機能低下。
どれも老齢のラルゴちゃんには負担の大きいものだと思います。
こんなときは、状態を悪くしている大きな原因はどれか?という点を考えてあげましょう。
肝臓機能の低下の原因は?
腎機能低下の原因は?その程度は?
などは優先して考えてあげてもよいかもしれません。
これらの状態は麻酔をかけられるかどうかに直接影響するはずです。麻酔に耐えられるだろうと判断されるまで、処置を延期することもあります。
私たちはどんな時でも何を優先するべきかということを考えています。
重度の腎機能があるのに、歯槽膿漏を麻酔をかけて治療することはしないかもしれません。こんなときは、腎機能の回復に重点をおき、歯槽膿漏は対症療法にとどめるのもよいと思われます。
逆に、腎機能や肝機能、てんかんも良好に保たれているときで、明らかに歯槽膿漏が食欲を落とし、元気がないというときは、麻酔をかけて治療するかもしれません。
指摘された4つの問題と症状を関連付けて、今は何を治療するべきかということをもう1度ご相談してみましょう。
2009/11/04 13:24 参考になった! 0
投稿者 showyama0818 さん からの返答
ありがとうございます。
内蔵のいろいろな障害が歯槽膿漏の膿を長い間溜飲し続けたことが原因になっているのではないかと思い、根治には歯槽膿漏の治療が必至なのかな?と考えたりしていました。
2009/11/11 01:24
犬、歯槽膿漏の治療、できるだけ横浜でお願いします
初めまして。14歳の中型犬です。9歳頃からてんかんの発作を起こすようになり、ずっとフェノバールを服用しています。次第に量が増えて、ここ1年半程は朝、夕2錠半づつ、1日5錠飲んでいます。
1年程、発作はありませんでしたが、少しずつ口臭がきつくなり、やがてよだれに膿が混じる様になってきました。歯槽膿漏だと掛かりつけの獣医さんも言われるのですが、てんかん持ちなので麻酔を掛けて歯の治療をするのは危険だと言われ放置状態でした。1週間前、とうとう餌を食べなくなり、薬も飲まなくなりました。いつもの動物病院に連れて行き、血液検査をした結果、腎臓の機狽ェ低下していて(肝臓の機狽ヘかなり前から良くないと言われていて、薬を飲み続けていることも原因と言われ)、点滴で水分補給と抗生物質の投与を行っていますが、てんかんの蘭h薬は5日ほど抜かしたため、また発作を起こしてしまいました。長期に亙って歯槽膿漏の化膿した膿を溜飲し続けた事が、色々な内臓への障害の要因になっているのはないかと考え、歯槽膿漏の治療をしてやりたいのですが、可能でしょうか?
治療が可能な横浜(できれば港南区)の動物病院を教えて頂きたく、よろしくお願いいたします。