だいじょうぶ?マイペット

便が出にくく心配しております。

質問カテゴリ:
便・肛門の異常

対象ペット:
/ ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
福岡県 / catfoodさん

 
2012/11/24 00:16

初めまして。アドバイスを頂きたいと
思いまして質問させて頂きました。
どうぞ宜しくお願い致します。

10歳半のメスの猫ちゃんです。
2か月前から急に便が出にくくなりました。その時は、減量サポートで
今は、可溶制繊維のフードに切り変えて様子を見ております。
毎日排便はあるものの、やはりでにくい状態が続いておりまして、
いらいらしてか、たまにトイレの外でいきんでることもあります。
そして、今のフードに切り替えてから、
便の形状が平べったくて気になります。(以前はころころした便)
エコーや血液検査では異常はなく、
もしかしたら腸に異常があるのではなかと心配しおります。
かかりつけの獣医さんのお話によると
直腸の検査をする時は、麻酔が必要なんだそうで・・・
うちの猫ちゃんは高齢な為、あまりしたがりません。
そういった場合、やはり麻酔が必要なのでしょうか。
そして、この内容からどうような病気が考えられますでしょうか。
大変心配しております。
アドバイスお願い致します。

体重 5.25kg
おしりがいつも汚れている。
排便の時、ぶーぶーおならが出る。
便が平べったくてつながっている。

初めまして、獣医師の松葉です。

2か月前より突然に便の出が悪くなったという事ですね。
便の形が変形していることや以前は無かったようですから原因の可能性として考えられるのは

大腸や直腸、肛門という消化器でも下方の場所で便の通過を
邪魔しているものがあると考えられます。

例えば外に出たりするのであれば何かしらの事故で骨盤が歪むような事故があった。

直腸の下にあるリンパ節があるのですが、この部分が
異常に腫れた(悪性リンパ腫や感染症による反応で腫れた)
ので腸が押されて形が変形したり狭窄して排便が困難に
なった。

骨盤内に腫瘍が出来て腸を押しているために排便困難になり
便が変形している。

大腸や直腸、肛門の壁にポリープが出来たので腸が狭窄して排便困難になった。

大腸や直腸、直腸を取り巻くように新生物(良性あるいは悪性腫瘍)が出来て腸が狭くなっているので排便困難になった。

などが可能性としては最も高いと考えられます。

消化器でも大腸や直腸のエコー検査は大変難しく、機械の性能や施術者の技術によって検出できない場合があります。

またどうしても猫ちゃんが非協力的だと診断が難しい事も
多いでしょう。

10歳も中高齢ではありますが、術前にしっかりとレントゲン検査や
心臓超音波検査、心電図、血圧などを行い問題が無ければ
決して麻酔が不可能な年齢とは思いません。

直腸検査は麻酔無しでも可能ですが、暴れたりする可能性も
有る事やしっかりと検査をするためには麻酔をするのが
良いと思います。

お聞きした症状から考えると直腸からの内視鏡検査や触診、
CT検査などを麻酔下で行うことが必要と考えます。

大がかりな検査になるのでできればお近くの設備が整った
病院で相談して検査を受けてはいかがでしょう。

とりあえず排便困難を多少なりとも改善させる方法としては
モニラックという便の軟化剤を与えると腸の水分吸収が
悪くなるので柔かい便が出て、腸が狭窄していると考えられる
部分で便が詰まらないので便が出やすくなるかもしれません。

投稿者 catfood さん からの返答

お忙し中、ご回答ありがとうございました。

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