井上 平太 先生からの回答
呼吸器症状のように見える症状のほとんどは心不全が原因であることが多いです。次に考えられる病気としては肺自体の疾患です。ただ、老齢になってくると(犬種により老齢と呼ぶ時期は異なりゴールデンの場合はこの時期に達しております)多かれ少なかれ一般的にこのような呼吸がよく見受けられます。
現在投薬中の薬・治療中の慢性疾患などがはっきりしないと軽率には答えられませんが、もしゴールデンに多い、拡張型うっ血型心筋症(心不全)などで、ACE阻害薬(一般的第一選択薬)を呑んでいる場合には、時々聴診や心電図をとり肺水腫などが進んでいないかどうか見てもらうと良いでしょう。老齢で診断がある程度ついている場合には、心不全の大型犬のレントゲンはかえって興奮させショックの原因となることもあり、依頼がないと省略する獣医師が多いのです。不安を打ち消したいのであれば、積極的に安心のために健康診断の意味合いで、レントゲン・血液検査などを依頼されると良いと思います。
2005/12/21 11:40 参考になった! 0
投稿者 laiki さん からの返答
こんにちわ。ご回答ありがとうございます。
年齢も年齢ですのでレントゲン・血液検査などを受けれるように早速獣医さんと相談してみようと思います。
2005/12/28 11:40
久山 昌之 先生からの回答
気管や鼻部、頚部の触診や発咳反射の有無、心臓と肺の聴診、鼻腔の空気の通り方のチェック、リンパ節の腫大、口腔内の視診など身体検査をしっかり行なった結果、異常がないことを前提にお話します。年齢と犬種を考えると、まず心臓病や胸腔内腫瘍を除外する必要があります。今まで、定期的に検診を受けていて異常がないなら別ですが、定期健診もふくめて、最低限の検査を受けられたらどうでしょうか。特に、鼻部と胸部のレントゲンは絶対に診ておいた方がよいでしょう。心臓病と不整脈は絶対に同時に起こるものではありませんので、不整脈がないからといって、心臓が大丈夫だとは言えません。
2005/12/21 11:44 参考になった! 0
投稿者 laiki さん からの返答
こんにちわ。ご回答ありがとうございます。
やはり高齢ですし定期健診を受けたほうがいいのですね。
早速獣医さんと相談をして詳しい検査を受けようと思います。
2005/12/28 11:44
呼吸についてお伺いします。
今年9歳になった犬の呼吸についてお伺いします。
2週間ぐらい前に鼻から思いっきり息を吸うようになりました。(一回に5回ぐらい繰り返します。)
日中はそれほどしないのですが、夕方から朝方にかけにし、
見ていると寝てて起きた時にしていることが多かったです。
心配になり病院へ連れて行きましたが不整脈などもなく様子を見ることになりました。
一日の回数は減ってきたのですが今度は
ゼイゼイというより何かが突っかかったようなハァーハァーと数回息を繰り返し最後にカハッとするようになりました。
食欲もあり元気はいつも通りなのですが、今までこのようなことをしたこともなく老犬なので心配です。
アドバイスをよろしくお願いします。