室内犬で同じ屋根の下だから緑膿菌皮膚病が移ってしまいました

質問カテゴリ：: 皮膚の異常
対象ペット：: 犬 / ゴールデンレトリーバー / 性別不明 / 年齢不明
質問者：: 兵庫県 / jukoyutaさん（この方の過去の質問 1件）
: 2006/09/27 20:39

この間は、先生方にアドバイス頂きまして、有難うございました。
さて、今月のはじめに緑膿菌皮膚病にかかりましたアキーの方は完全完治とまではまだ行かないのですが、食欲良好で元気に回復していますが、今度は、その子の親のムーチョも緑膿菌皮膚病にかかってしまいました。かかり付けの獣医さんも移らないといわれていましたが、室内犬で同じ屋根の下で暮らしていると移るのでしょうか？
、先生は、この菌は本当に強力な黴菌なのでそれでかな？と先生も不思議がっていました。明日も通院ですが、ムーチョの身体に効く薬の種類を検査してもらっている所なのですが、毛足が長い犬なので今日からかぜ通しがいいように毛をカットする予定です。所でやはり心配なのですが、
人間には本当に移らないですよね？

井上平太先生からの回答

井上動物病院動物取扱業登録第５６-１０４号（埼玉県）

　表在性化膿性皮膚炎の原因菌が緑膿菌だったと言う事だと思います。
　この病気は基本的に伝染病ではないのですが、患部から出てきている浸出液が別の犬や人の皮膚の傷口に侵入すれば伝染する事も稀にはございます。
　また、血縁関係にある犬であれば、皮膚の体質や免疫力が似通っていると思われますので同じ時期にたまたま同じ病気になる事もありえますでしょう。
　人に移る可能性は低いと思いますが、念のために同じベッドを使用したりスキンシップは避けた方が良いでしょう。
　皮膚の弱いお子様や高齢者からはしばらく遠ざけてください。
　免疫抑制剤や抗癌剤を投与中の御家族や手術直後や呼吸器疾患や妊娠中の御家族がいらっしゃる場合には医師の判断を仰いでください。

2006/09/28 22:15 参考になった！ 0