今道 昭一 先生からの回答
ブルー因子の皮膚異常とは毛包形成不全の一種です。カラーディリューションアロペシアとも言い、遺伝性疾患だと考えられています。
この病気は決まった毛色(ブルーの毛色など)が生えている部位に限定して起こる脱毛症です。
進行すると、脱毛領域の拡大、乾燥肌、フケの増加が見られます。
また、痒みが見られるときは膿皮症の併発、脂漏症、乾燥肌などが考えられますので、こちらはしっかりと診断して治療してあげましょう。
そして、ブルー因子の皮膚異常を診断するには被毛検査が役立ちます。また、被毛検査で確定が困難な場合は皮膚生検が有効です。
現在、確立された治療はありませんが、試験的な治療が効果を見せているケースもあります。
内服や保湿などのスキンケアを主軸として、脂漏症や膿皮症があればこれを適切に治療するなどがされています。
2007/02/12 00:26 参考になった! 0
投稿者 さん からの返答
お忙しい中、早速の回答有難う御座いました。しばらく、内服、保湿を続けたいと思います。遺伝性のものだと、フサフサの ロングコートになるのは、難しいでしょうか?
2007/02/19 12:26
ブルー因子の皮膚異常?
はじめまして、相談は、4ヶ月のチワワロング、オス、ブルーホワイトです。2ヶ月で、ペットショップで、買いました。初めは、普通に毛が生えていましたが、3週間もすると、頭、特に目の横、額が薄くなり、今では、体「背中」まで、薄くなってきました。痒みもあるようで、気がつくと、掻いています。食事は、ロイヤルカナンの、ミニだけです。今は、食事に、ビアクタン。プラス。を入れています。シャンプー後、痒がるときは、オーツコンデイショナーを、しています。フケも少し出ています。ブルー因子の皮膚異常の疑いがあるようですが、痒みの原因が、何なのか、皮膚を、とって検査した方がいいのでしょうか?また、ブルー因子の皮膚異常だったら、もうこのまま、スムースコートの様なままですか?お忙しいところ、恐縮ですが、真剣に悩んでいます、よろしくお願いいたします。