だいじょうぶ?マイペット

避妊手術予定なのですが

質問カテゴリ:
その他

対象ペット:
/ シーズー / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
--- / 非公開中の会員 (この方の過去の質問 5件)

 
2007/05/01 13:23

いつもお世話になています。うちは多頭で飼っているので避妊手術をしようと考えています。しかし心配な事がありご質問させて頂きました。この子の親がてんかん持ちで毎日薬を飲ませています。もしかしたらこの子もてんかんもちなのでは?と心配していましたがもしそうであったら手術の際に行う全身麻酔が引き金となり発症する事はあるのでしょうか?またもしてんかんであった場合何歳位で発症するのでしょうか?

いまてんかんを持っている子はとても小さい頃から他の子と比べ神経質で敏感だった気がします。この子はそういった事はないのですがもし全身麻酔が影響するのであればもう少し様子をみたいと思い相談させて頂きました。宜しくお願い致します。

こんにちは、びびまるこさん

さて、てんかんの発症と避妊手術との関連性なのですが、麻酔の種類にもよりますが、ケタミン等の麻酔を使わなければ、麻酔自体がトリガーになることはまれであると思います。ただ、手術後の入院などがストレスになることがあり、そういった子では、そのストレスが発症のトリガーとなるうるという報告があります。ただ、当院では突発性てんかんを持っている子の手術も行なうこともありますが、特に入院のストレスから発症したという例は経験ありませんので、さほど確率としては高くないのではないかなという印象はあります。
ただ、先ほど述べたケタミンなどによる麻酔はてんかんや痙攣の発作を起こすことがありますので、麻酔の種類については獣医師によく確認をして、親がてんかんを持っていることをあらかじめ知っておいてもらってくださいね。

また、発症年齢は一定ではありませんが、突発性てんかんの場合、通常は6歳くらいまでには発症が見られるケースがほとんどです。ただし、初期の発作に気付かなかったりして、飼主さんが初めて気付くのが6歳以降ということもありますし、実際に突発性てんかんであっても高齢になってから発症するケースもまれではありますがあります。

確かに突発性てんかんの素因を持っている子は、見た目神経質に見えることがあります。しかし、逆に喜んで興奮しやすいタイプの子にも突発性てんかんが見られる事も多いのがこの病気の難しいところですね。

手術については、多頭飼いであるなら、いずれは必要だと思いますし、今後の乳腺腫瘍の予防などの意味からも、あまり先延ばしのメリットよりもデメリットの方が大きいのではないかなと思われます。麻酔の種類と、親の素因の件だけ相談して、手術を受けられてもいいのではないかと思います。
参考になれば幸いです。
どうぞお大事になさってください

投稿者 さん からの返答

お忙しい中ご回答下さりありがとうございます。

麻酔の種類を先生にお聞きし相談しながら避妊手術を受けたいと思います。またてんかんについてもいろいろ分かり本当に助かりました。ありがとうございました。

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