松倉 源太郎 先生からの回答
こんにちは。私も副腎皮質機能亢進症は疑えると思います。血糖値が高いことと、皮膚が脆弱になっていることからの判断です。しかし、この病気は多くは肥満傾向にあると報告があります。これは、この子には一致しません。
猫の副腎皮質機能亢進症は犬に比べてとても稀な病気ですが、犬と同じような検査で判断がある程度はつきますので、検査をお勧めいたします。
また、もうひとつ疑う病気があるとすれば、皮膚脆弱症(エーラスダンロス症候群)です。この病気はコラーゲン異常の遺伝病です。もともとスコティッシュは軟骨の異常を持っている種類でもありますし、この病気の可能性もあります。診断には電子顕微鏡が必要となりますので、簡単には検査できませんが、もし次回皮膚が裂けた場合には、それを検査にまわすこともできるかもしれません。しかし残念ながら、この遺伝病の場合には、治療方法は無いと思います。もちろん、今のご時世では、他の病院でセカンドオピニオンを求めることは、当然の権利となっております。病院を変えるという意識ではなく、もうひとつの意見を聞くという意味で、別の病院を訪れてみることも方法のひとつと考えます。
2007/05/14 10:17 参考になった! 0
投稿者 さん からの返答
有難うございました!!こうなったのも私が病院に連れて行くのが遅かったせいなのです。気持ちが落ち着いた気分です。もう一つの意見は聞かない事にしておきます。本当に有難うございました。
2007/05/21 10:17
副腎皮質機能亢進
始めまして。
病院を変えるべきか悩んでおります。
アドバイスお願い致します。
去年の8月から病名不明で病院通いをしております。
6月末位から調子の悪さは目に見えました。
始めの症状は、脱水症状、下痢、貧血、体重の減少です。
体重は2キロ以下。
甲状腺機能も少し落ちてるけど、それだけが原因とは思えないとの事。
病院で点滴をしてる際、猫が暴れて、首もとの皮が剥がれてしまいました。
そこの傷は治るまで3ヶ月ちょっとかかっております。
点滴を打ってた場所の近くは、もう一匹の猫に首の付け根をかじられて傷は付いてました。
体重がなかなか増えずa/d缶、腸管アシストの食事。
1度、1週間ほどの入院もしましたが、治らず帰って来ました。
先生も治る保証は出来ないとの事でした。
それから今日までちょっとした事で皮が剥がれ、膿んで広がり、その繰り返しが続いてます。つい最近までエリザベスカラーを付けてました。(今は外してます)
血液検査の数値は良くなったり悪くなったりの繰り返しです。
特にアルブミンが低くなりやすく、GLUが高くなりやすいです。
以前糖尿病の検査もして引っかかってます。今は治療をする必要は無いとのことです。
食欲も良くなったり悪くなったり繰り返してます。
そして疑う可能性のある副腎皮質機能亢進の薬を飲ませてます。
検査はして結果は出てないのですが、先生は『珍しい病気だし、1回で検査結果が出るとは限らないけど、疑う可能性はあるし、薬を飲ませてみる価値はある』との事で、1ヵ月半薬を続けています。
その頃からかエリザベスカラーを外して、まだ耳の後ろ辺りに瘡蓋、ほっぺたの辺りも瘡蓋と肉?が見えてるところもありますが、かいても皮が剥がれたりしていません。
その他セブンイーPは最初から一日3回で副腎の薬を始めてからは2回、もう1種類の薬の名前は分かりませんが最初から1日1回飲ませてます。
病院の先生は今までに一度も前例が無いからハッキリとした答えは出せないとのことです。
現在も体重2.1キロ。
先日の検査で、先生はもう元気になることは無いかも知れない。薬で寿命を延ばしてるだけかもしれない。この状態が続くんじゃないかとの事です。
私としては病院を変えるのが最終手段だとは思ってますが、猫に負担がかかるのと、検査が多くなると思うので、金銭的にも辛いです。
通ってる病院は信頼できるとは思いますが、もし他の病院で治る可能性があるのなら考えたいと思いまして投稿しました。
この文章では分かりづらいとは思いますが、宜しくお願い致します。