増田 国充 先生からの回答
基礎疾患として多いのが内分泌(ホルモン)の問題であったり、免疫系の問題であったり、他の感染症なども考慮に入れることが多いと思います。あとは普段の行動や生活などからも原因となりうることが垣間見えることがあります。
どうにも原因のつかみかねるような場合であれば、皮膚ということに限らず全身での異常がないかも検査することもあるかと思います。あるいは皮膚の生検をして病理組織検査から何かわかることもあります。
皮膚疾患の専門医の先生にお伺いすることも方法かと思います。
2007/12/03 15:38 参考になった! 0
投稿者 ナオコサン さん からの返答
ありがとうございました。皮膚が黒ずんでからもう1年3ヵ月になりますが、メラニン色素の沈着はとれないにしても、ときどき赤くなったり、ぽつぽつと発赤ができるのは、治るものならぜひとも治してやりたいと思います。原因を特定すべく獣医さんに相談してみます。
2007/12/10 03:38
今道 昭一 先生からの回答
舐める、黒色に変化、象皮化(肥厚と苔癬化?)、臭気あるいは発赤など、
この症状からは局所的な強い皮膚炎が思い浮かびますがいかがでしょうか?
このような皮膚炎は必ずマラセチア、膿皮症あるいはアカラスなど微生物や寄生虫感染について評価してあげましょう。
私の想像している症状であれば、上記の原因のいずれかが見つかることが非常に多いです。
しかし、ここで1つ知っていただきたいことは、マラセチア、膿皮症は基礎疾患ではなく二次感染だということです。基礎疾患というのは、今見られるあらゆる皮膚症状を発症させる大元をいいます。
基礎疾患があるから二次感染が起こり、二次感染のために皮膚炎を起こすというのは一般的に見られる皮膚疾患で、来院される動物達の大多数を占めます。
このような皮膚炎の治療は時間はかかります。
しかし、原因を見つけて皮膚の炎症を止めてあげると元に戻ることも十分に期待できます。
まずは、二次感染の有無と基礎疾患の確定を急ぎたいところですね。
2007/12/03 19:33 参考になった! 0
投稿者 ナオコサン さん からの返答
微生物や寄生虫感染の有無を調べたことはないので、さっそくお願いしてみます。ただの皮膚病だけでなく、大元に基礎疾患があるというのはとても心配です。獣医さんにご相談してみます。ありがとうございました。
2007/12/10 07:33
脂漏症
はじめまして。アドバイスを頂きたいと思いまして質問させていただきました。ミニチュアダックス6歳メスです。避妊手術済みです。昨年家族の旅行で家族を一人だけおいて出かけたのですが、さみしかったらしく、下腹部をなめまわし、皮膚が黒色に変色してしまいました。獣医にかかったところ、脂漏症といわれ、薬用シャンプーを使うことで対処するしかないといわれました。普段から昼間は一人で留守番をさせておりますが、そのときは犬用フェロモンを使用しています。シャンプーはビルバック社ビルバゾイルで週1回はシャンプーしております。患部は下腹部の毛のないところと両前足の付け根で、下腹部は皮膚が象皮化して臭気があります。赤みが強いときもあります。
このコーナーで脂漏症の基礎疾患を見つけなければいけないという回答をみましたが、獣医をかえて、もう一度診察をうけるべきなのでしょうか?考えられる基礎疾患とは何があるのでしょうか?