だいじょうぶ?マイペット

フィラリア検査について

質問カテゴリ:
その他

対象ペット:
/ チワワ(スムース) / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
埼玉県 / PLUMさん

 
2008/02/02 04:40

はじめて投稿します。チワワ雌5歳と暮らしています。
今まで大病もしたことがなく、健康な日々を送っていますが
犬の病気などの知識を少しでも得ようとネットや本で調べ始めました。
ふと疑問があがったのですが、フィラリア検査についてです。
掛かりつけの病院では毎年、狂犬病予防接種と共にフィラリアの薬を投与してもらっているのですが、フィラリア検査を一度もしたことがありません。
フィラリアの薬を飲み始める前に必ず検査は必要ではないのでしょうか?
いつも、検便、熱を計り、注射、以上でフィラリアの薬を貰って帰るのですが・・・
検査は血液採取で行うとか?血液なんて一度も採られたことがなく心配になりました。

 フィラリアの検査を行う理由は二つ考えられます。ひとつはフィラリアにかかっている犬にフィラリアの予防薬を投与いたしますと、まれに副作用が出る事があるからです。多数寄生している動物に投与いたしますとごく稀に死亡する事もございます。もうひとつはフィラリアを早期発見できれば、安全に治療できるからです。
 フィラリアの予防薬は犬の体内に入ってから1から2ヶ月経って脱皮をした子虫を駆除する薬です。埼玉県であれば4月頃から蚊がいても5月末から12月上旬ごろまで月に一回投薬していれば、ほぼ完全に感染を阻止できます。蚊の棲んでいる環境が15度以下になると蚊の体内でフィラリアの子虫が発育できなくなるので、早春に蚊がいても心配はございません。
 もし、予防薬の飲み忘れや、大事な時期に一定以上投与の間隔を空けてしまった場合には、血液検査を希望した方が良いでしょう。
 私の病院でも基本は飼い主の方と昨年の予防の状況の話をして・視診・聴診・血液検査を行い、その上で処方いたします。
 しかし、例外を認めざるを得ないこともございます。昨年7回以上正しい期間にしっかりと予防をされていて・視診・聴診に異常が無い場合には、飼い主の方が血液検査を希望しませんと言った場合に限り飼い主の方の自己責任にはなりますが、血液検査を省略して処方をする事もございます。もちろん当院での処方が確認できなかったり、診察上、犬のためにならないと予想される場合には断固として血液検査を説得いたします。
 このようになったいきさつは、血液検査無しでは処方しませんよと言った場合に、昨年飲ませたのになぜ検査するのかと口論になったり、経済的な理由があったり、最終的に物別れになり数年後にフィラリアに感染してかえって犬を不幸にしてしまった経験があるからなのです。
 フィラリアは日本で犬を飼う上で一番重要な疾患の一つです。飼い主自身もよく勉強され、飼い主の方が主体となって予防を考えてください。血液検査に関しては以上のことを踏まえて受けるべきか今年も省略するのかを決めてください。今まで受けていないのであれば今年は主治医の先生に希望を伝えてはどうでしょうか。
 お大事にしてください。

投稿者 PLUM さん からの返答

早速の回答ありがとうございます。今年で6歳になり、中年期を迎えるに当たって毎年の行事として血液検査・レントゲン等、調べてもらおうを考えていたところ、フィラリア検査というものを知って少しビックリしてしまいました。
井上先生の回答を考慮し、掛かりつけの先生に一度お話を聞いていただこうと思います。ありがとうございました。

予防薬の投与が確実であれば、フィラリアにかんしては、必要ないとおもいます。

投稿者 PLUM さん からの返答

かかりつけ獣医に問い合わせたろころ、『予防薬の投与が確実』の条件下では感染することはないとおっしゃっていました。
回答ありがとうございました。

フィラリアに感染している動物に
予防薬を投与した際に、
ショックやアレルギー反応のような症状が出る事があります。
健康を保つ為に投与する薬ですから、
そのような事があっては成らないので、
事前の検査を行うことを、
製薬メーカーも説明書きに記載してあります。
それを行わないということは、
その先生が、絶対の自信が有るか、
何かあっても全責任を持つ覚悟があるのでしょう。

それを、費用がかからないのだから、
飼い主の利益と考えるか、
不測の事態が起きないように、
事前に説明し、検査して費用を負担してもらう方が、
飼い主の利益と考えるか、
議論のあるところでしょう。

薬の注意書きには、検査の必要性が書かれていますから、
それをしないで何か起きた場合は、
検査をしないと決定した人間が全責任を負うということです。
それが、飼い主なのか獣医師なのか、
飼い主なら自己責任で済ませることかも知れませんが、
われわれ獣医師に場合は、
職務上の倫理や責任も問われるでしょう。

当院では必ず全頭検査を行いますが、
これまでにも、数例ですが、
フィラリア予防をしているというワンちゃんで、
実際には感染していたケースがあります。

投薬したつもりで、実は吐いていた。
投薬を忘れて、1月抜けていた。
勘違いで与えたつもりになっていた。
ワクチンに入っていると思っていた。
などなど、様々な理由がありましたが、
飼い主様が予防していると、完璧と思っていても、
絶対ではないので、春の検査は必要だと思います。

投稿者 PLUM さん からの返答

『飲ませたつもり』これが一番怖いですね。飼い主に隠れたところで吐いていた、という可能性は少なからずありえます。今年から血液検査を行うので一緒にフィラリア検査もすることにしました。検査をするか否か、獣医が独断で決めるのではなく飼い主に選択肢を与えていただけたらよかったのに、と少し残念に思いました。
回答ありがとうございました。

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