だいじょうぶ?マイペット

悪性黒色腫と診断されました。。。

質問カテゴリ:
歯・舌・口の異常 / 皮膚の異常

対象ペット:
/ ミニチュアダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
大阪府 / チュラさん

 
2011/02/10 03:09

はじめまして。
ご意見を聞かせて頂きたく、質問させて頂きました。
ミニチュアダックスフンドのオス10才です。
以前から前歯の歯茎部分に黒いイボのようなものができており、かかりつけの病院で病理検査をした結果、悪性黒色腫だとわかりました。

現在は初期で、すぐに下顎半分を切除する手術を行うとの事です。
併せて免疫細胞療法と、念の為にDCワクチンを接種すると安心と言われたので、両方していただく事にしました。
すべてお任せすると決めたものの、これが一番適切な治療なのか、初期でも顎を切除しないといけないのか、セカンドオピニオンも考えるべきなのか、悩んでいます。
早急に方法を決め、最善を尽くしてあげたいと思っています。

先生方の良いアドバイスよろしくお願い致します。

こんにちは、チュラさん

ケリー君の、口腔内の腫瘍、ご心配ですね。

おっしゃるように悪性黒色腫は口腔内に出来る悪性腫瘍の中では一番多く見られる腫瘍で、侵襲性が高く悪性度も高いので危険な腫瘍です。
一番多い治療が、下顎や上顎を含めた腫瘍の切除になりますが、症例によっては放射線療法が有効のケースもあります。
また、肺などへの転移病変がある場合は、手術によるストレスの転移病変への影響も考えなければなりません。それらもきちんと検査してもらってください。
いずれにせよ、今回のものが悪性黒色腫であるという前提の話になります。

また、免疫細胞療法やDCワクチンの治療も今後進めていくということですが、そうなると今後も獣医師との信頼関係がとても大切になります。

「以前から前歯の歯茎部分に黒いイボのようなものができており」という話ですが、以前というのはどのくらい前からの話でしょうか?
また、今回の病理検査はどの程度の切除片からの検査結果だったのでしょうか。
いまでも、チュラさんが悩んでいらっしゃるのであれば、他の病院での再検査をすることは決して悪い事ではないと思います。
検査や、診察を受けた上でやはり最初の先生におまかせしたいと思えれば、ケリー君の今後の治療にも一緒に挑んでいけるのではないでしょうか。

最初の診断や獣医師をやみくもに信じることが必要なのではなく、納得できる検査をもう一度受けた上で、任せられるかどうかを判断してあげてください。

参考になれば幸いです
どうぞお大事になさってください

投稿者 チュラ さん からの返答

是松先生、はじめまして。ご回答頂きありがとうございました。
出来物は直径6〜7ミリ程度の円形で、1年程前から徐々に大きくなったように思います。現在のところ、おそらく転移はしておらず、切除したら完治するだろうとの事です。
病気が判明してから約1週間、家族と何度も話し合い、やはりかかりつけの先生に治療をお願いする事に決めました。
子犬の頃から約10年間お世話になっている先生ですしとても信頼しています。また、入院も必要なので、私達だけでなくケリー自身も普段から慣れている病院の方が少しでもストレスを軽減できるかと考えました。
今後の事を考えると不安もありますが、ケリーと一緒に家族みんなで前向きに挑んでいきたいと思います。
是松先生の共感のお言葉に、大変助けられました。
本当にありがとうございました。

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