杉浦岳 先生からの回答
はじめまして。心配ですね。
吐き気は今も落ち着いているのでしょうか。
アルブミンは体内のタンパク質の一種です。
多少の吐き気や食欲が無い程度で下がることは普通考えにくく、いくつかの重要な原因が考えられます。
1.アルブミンの元になる栄養の吸収障害(極度の栄養不足)
2.アルブミン合成の元になる肝臓の働きの異常
3.体内のアルブミンがどこかに失われている(腎臓または腸)
気になるのは、通常アルブミンが下がると総蛋白も下がるのですが、それが変わらないことです。また肝臓の数値が高かったことと関連しているかもしれません。
かかりつけの先生が内視鏡の話をされているので、上記の中の腸の問題を疑っているのだと思います。こうした腸の異常はバリウム検査ではわからないものなので、診断過程としては問題ない(通常行われると考えられる範囲の)ものだと思います。
早く食欲が出て元気になるといいですね。
2014/08/02 18:51 参考になった! 0
食事をとらない、吐き気
はじめまして。7月19日に数分ごとに吐くようになり、何も吐くものがなくても吐いている状態でした。20日にはいったん吐き気は収まりましたが、食欲もないので、病院に連れていきました。血液検査をしたところ、肝臓の値が400くらいあり、20日にそのまま入院してから肝臓の値をあげる薬、吐き気止めの薬、食事は流動食を2回与えたそうです。7月22日には吐き気も止まり、肝臓の値が100以下まで下がったことから自宅に帰ってきました。それからごはんを食べず、吐いたこともあり、また7月24日に病院へ連れていき、ビタミンCなどを点滴、吐き気止めの薬を飲みましたが、食欲は戻りませんでした。7月25日にはバリウムを飲んで検査しました。この時点で肝臓の値は平常値でアルブミンの値だけ1.8と異常値になりました。(アルブミンの値は7月20日では2.8でした)7月26日にバリウムの結果を聞いたところ、誤飲などの問題はなさそうです、とのことでしたが、アルブミンの値が1.5と下がってしまいました。このままでは危ないということで、ステロイドと強制食事させてアルブミンの値をあげて、それでもダメなら内視鏡で検査することも考えてくださいとのことでした。もともとアルブミンは2.8で正常値だったので、何か診断方向が間違ってるのではないかと思いますがどうでしょうか?総蛋白、赤血球、ヘモグロビン、白血球、血小板、ナトリウム、カリウム、クローム、黄疸指数はすべて正常値です。どうぞよろしくお願いいたします。