今本 成樹 先生からの回答
今本です。
2匹とも同じ症状であるというのが注目すべき点かもしれません。
特に舐めなかったら治っていくということですので、なめる動機を探る必要があると思われます。海外の学会では、行動学のセッションを聞いた時に、監視カメラのような状態でビデオをセットして、何をしているか?を観察していました。そういった映像から何かヒントはないかと探していました。行動治療はひじょうに大変で、根気がいるものになります。
傷が大きすぎる場合には外科的な治療、今回で言うところの縫合という方法は使われますけど、エリザベスカラーを外したら、また舐め始めるということを考えたら、やはり舐めるのには理由があるのでしょうね。その舐める部分での感染症などのかゆみを呈するような皮膚の病気はありませんよね?外に出る猫ですのであとはノミとかの外部寄生虫の除外をすることもお勧めします。
もしかしたら片方の子だけ本当に痒くて、もう片方はそれを見てるうちに舐める習慣になったとかも、ものすご〜く可能性は低いですけどあるのかもしれません。
口内炎がある子では、毛づくろいしていると、なめた後しばらくしてその匂いが気になるのか突然猛烈に舐めていた子もいました。
猫にもいろいろと事情があるので、その原因を探すのは大変だと思います。
うまくいくといいですね。がんばってください!
2014/12/02 08:30 参考になった! 0
自傷行為
初めして、理解に苦しんでいます。タイトル通り自傷行為?について説明します。
ピー(母猫)とシーザ(子猫 雄 12才位)共にですので一緒に説明します。
2匹共、口内炎(2年前)の為、月一で注射しています。共に外に出歩きます。今年9月頃に2匹共に後ろ足に肉が見える位の傷(人の親指の爪位)を発見しました。近所の方は自分で噛んでる(ピー)と教えてくれましたが、まさか?猫が自傷行為?とこの時点では納得していませんでした。治療は共に3針縫合し、家から出さないようと医師に言われ完治まで順調かと思いましたが、ピーの方が抜糸直後に同じ足の肉球に噛みつき出血、医師からはエリザベスカラーを外さないよう注意されました。この後2匹共治癒していきました。
が、昨夜には新たに2匹共、肉が見えるほどの傷を後ろ足(同じ足)を発見しました。シーザは噛んでいる行為は誰も見ていないのですが、親猫の動向を見れば同じかと思います。
口内炎からのストレス(毛繕い出来ない等)なのか?、、、、
今は2匹共カラーを巻いて、家に居ます。どの様な治療がありますでしょか。御教え下さい。宜しくお願い致します。食事、トイレ等気になる所は特に見当たりません。