だいじょうぶ?マイペット

慢性腎不全犬の対応について

質問カテゴリ:
その他

対象ペット:
/ ミニチュアダックスフンド(ロング) / 男の子 / 13歳 5ヵ月

質問者:
--- / 非公開中の会員 (この方の過去の質問 2件)

 
2019/05/17 22:21

ミニチュアダックスフンド(オス、13歳、5.6kg)
・慢性腎不全の診断(CRE 3.3、BUN 49、HCT29.6%、ナトリウム 140、カリウム 5.5)
・治療内容(毎日自宅点滴 生理食塩水200ml/日、血管拡張薬)

2019年3月に慢性腎不全と診断され、上記の治療を継続しています。当初(CRE 3.1、BUN91)。
一時はCRE 2.5くらいでしたが、療法食はドライもウェットも一切食べなくなってしまった為にトッピングし始めた頃から数値がじわじわと悪化し、現在上記のような検査結果です。なるべくトッピングを少なく療法食を食べてくれるように試行錯誤中です。毎日の様子は眠っている時間が長いですが、嘔吐・下痢はなく短時間の散歩はできています。歯周病がありますが麻酔が使えないので治療はしていません。

かかりつけの病院で吸着剤や貧血対策(EPO注射)などについて相談しましたが、積極的にはすすめられませんでした。客観的に見て今の状態は吸着剤などを使う段階は過ぎてしまっているのでしょうか。慢性腎不全が治るものでは無いことは理解しておりますが、穏やかに過ごす時間を長く続けるためにこういった対策はとれないのでしょうか。はっきりとした説明をされないので是非別の先生のご意見もお伺いしたいと思います。

また、腎性貧血は鉄剤等を服用しても治るものではないことは理解していますが、医師によってはペットチニック等のサプリを勧められる方もいらっしゃると聞きました。こういったものは腎不全患者にとってメリットとデメリットどちらが大きいと思われますか。是非、ご意見をお聞かせください。よろしくお願い致します。

記述されていませんが、食事管理で最も大事な事は、リン(P)の数値を管理する事です。
腎臓病用食であればリンは制限されてますが、一般食であればリンの吸着剤も考慮する必要もあいます。
(リンの数値によっては腎臓病用食でも吸着剤が必要です)
タンパク制限はやりすぎると筋肉量も低下し、死亡率も上がりますので、あまり食べない療法食にこだわり、体重が減っていくのは避けて下さい。

但し、蛋白尿がある場合はコントロールが必要です。
現在血管拡張薬を投与しているという事ですので、蛋白尿(もしくは高血圧)があるものだと理解してますがよろしいでしょうか。

吸着剤は尿毒症症状(食欲不振や胃腸障害など)があるのなら使ってもいいと思います。
現在のHCT値では貧血に対する治療は必要ないと思われます(ペットチニックの鉄量は微量ですのでどちらにしてもあまり意味は無いかと思います)。

余談ですが、気になるのは毎日の点滴です。
脱水しないようにすることは最重要ですが、脱水してない子に対する過度の点滴は高血圧をもたらし、逆効果になる可能性がありますので注意してください。

投稿者 さん からの返答

ご丁寧に回答をいただいてありがとうございます。
・PHOSは7.6→3.9(2019.3.29時点)ですが、それ以降は検査項目から除外されていて計測をしていないので追加してもらうようにしたいと思います。

・食事は食べムラがありますので療法食だけでは食べられない日があります。療法食にこだわりすぎずトッピング等や缶詰でしっかり食事をとれるように工夫したいと思います。その場合は吸着剤はやはりとれる選択肢の一つかと思うので主治医に相談したいと思います。

・血管拡張薬についてですが、高血圧や蛋白尿の検査はしておらず、腎臓の薬という説明でした。再度処方理由を伺いたいと思います。高血圧等の予防措置で処方されることはあるのでしょうか...。

・点滴の頻度については毎日点滴してこの数値だから辞められないと言われました。脱水になっているかの基準は何で判断をされているのか確認しようと思います。

参考になるご意見に感謝申し上げます。

再び 縄田 龍生 先生 からの回答

ここまで言っていいのかどうか分かりませんが、分子量の大きい薬用炭、ネフガードは消化酵素等も吸着してしまうため、使用する場合はクレメジンやコバルジンをお勧めします。
リンは4.5以下には抑えておきたいですので、数値が上がるようならリンの吸着剤等も考慮してもらって下さい。
動物の血圧測定は人間ほど簡単ではない(興奮してうまく測定できない、機器が高価なため持っていないなど)ため、なかなかうまくできない場合もありますのでご理解ください。
タンパク尿や高血圧の無い子への血管拡張薬の投与が悪化の予防になるかどうかは疑問です(使用した方が良いというデータは無いはずです)。

投稿者 さん からの返答

・次回の血液検査でリンの数値を確認次第、対策を相談します。具体的なアドバイスありがとうございます。
・血管拡張薬については疑問が残るのでしっかり主治医に説明を受けますね。


ご回答ありがとうございました。

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