1年も前からの発症であり、かなり進行している様子ですので、治療が可能か、完治が無理でも今の状況を少しでも改善できて、楽に生活してあげられるかは、診察しないと分かりませんが、
検査は可能ではないでしょうか。
腫瘍の発生場所、大きさ、状態などにより検査材料の採取方法が異なりますし、ジュリーちゃんの性格等により、麻酔法の選択も変わりますが、要は検査に必要な細胞が十分に採取できるか否かです。
私は体表あるいは皮下に在る腫瘍、および口唇を開ければ確認できる腫瘍の多くの症例は、無麻酔あるいは局所麻酔で採材しています。
器具を用いて十分な組織を取ることが困難な場合は腫瘍の表面を傷つけ、腫瘍細胞が取れるように圧迫あるいは擦って採材し、細胞診を行います。細胞診では確実な診断は困難なことが多く、診断できる専門医も限られていますが、おおよそ絞り込むことはできます。
2005/12/14 10:14 参考になった! 0
投稿者 さん からの返答
早急なご回答ありがとうございました。先生のご意見を伺って今にもすがりたい気持ちでいっぱいになりました。実家から状況は聞いていたものの、現実を見てあまりにも変わってしまった顔と鼻からの辛そうに聞こえる呼吸があったものでほっておけませんでした。表現では口の横としましたが実際鼻の横(上あご鼻の横あたりでした)良性であったとしても高齢な為、切開し腫瘍を取った術後が心配です。今はとても元気でお散歩でも引っ張っていくそうです。局所麻酔でもとの先生のご意見をうかがってチャレンジする勇気がわきました。ありがとうございました。
2005/12/21 10:14
松倉 源太郎 先生からの回答
大型犬で10歳をこえてくると高齢のいきに達してきています。腫瘍ができることもおくなってくると思います。
まず、検査に関しては可能だと思います。もちろんその他の健康状態によってではありますが、麻酔をかけることは可能だと思いますし、場合によっては麻酔をしなくてもバイオプシーを行えるかもしれません(犬の性格などにもよりますが)。
それを行えば、どんな腫瘍かがわかります。ゴールデンに発生しやすい口周りの腫瘍もありますし、悪性、良性、腫瘍にもいろいろあるからです。
しかし、正直にお答えしまして、現在の状況ほど腫瘍が大きく進行している場合は、治療、手術は難しい可能性もあります。
治療の可能性があるのかどうか、そして病気を知りたいという気持ち、それらを良く獣医師と話し合って今後を決めていかれてはいかがでしょうか。
2005/12/14 12:47 参考になった! 0
投稿者 さん からの返答
早急なご回答ありがとうございました。口周り(上あごの鼻周り)表現が難しいのですが。実際、自分が病院に連れて行ってないので先生がどのように話されたのかはわかりません。父は新聞で取り上げられたゴールデンレトリバーの遺伝性腫瘍を信じています。良性・悪性調べたところでと言う気持ちもありますがただただ悪性だろうと思い悩むのもどうかと思っていました。家族同様に過ごしてきたので出来る限り負担をかけずに寿命あるいは天命をまっとうさせてあげたいと思います。正直なご意見本当にありがとうございました。
2005/12/21 12:47
腫瘍が鼻を変形させています
実家の犬で今年11年目です。1年前から口の横に硬い腫瘍ができ、病院にかかった所、組織検査をするのも全身麻酔なので高齢により危険性が高いと言われました。現在、腫瘍で片方の鼻が曲がり目を圧迫し呼吸をするのに音がしている状況です。最近ではもう片方にも同じような硬い異物が確認出来ます。
手の施しようが無いと言われ、状態が良いうちは寿命を待ち、状態が悪く犬が辛い思いをするならば安楽死も考えています。年齢的に難しいのでしょうか?部分麻酔やバイオプシー等で一部組織を病理組織検査に出す事は不可能なんでしょうか?それとも一部分だけの検査では駄目なんでしょうか?
何かしてあげられる事があればと思っています。
よろしくお願いします。