今道 昭一 先生からの回答
写真を見た印象では、アレルギーも考えなくはないですが、まずは他の原因を疑うべきだと考えます。
この部位の皮膚疾患は、まず外部寄生虫(特にアカラス)、微生物感染(特に糸状菌や細菌)の検査と細胞診(自己免疫性、その他の炎症性疾患)はして下さい。また、初期の症状、発症してからのどれくらい経過したのか、他の身体所見、さらに、これまでの治療内容も重要な情報になります。
これらの検査で異常が見つかれば、それに対する治療を開始します。しかし、上記の検査で異常が見つからなければ、バイオプシー、念のために甲状腺ホルモン測定なども必要になるかもしれません。
今の治療で改善しないのであれば、別の原因について考えなければいけません。
2006/01/30 12:29 参考になった! 0
伊東 彰仁 先生からの回答
写真のみでみると、落葉状天疱瘡のようにも見えますが、再三書いてきましたが、皮膚病は見切り発車で治療を始めると、治らないときにあらためて検査が難しくなります。
現在どんな薬を飲んでいるのか、どんな薬を外用しているのか、またどの程度観察するのか、もし治らない場合どうするのか、詳しい説明を受けてください。それと、今どんな病気を想定して治療しているのか。これも重要ですよ。
うちでは1~4までをルーチン5以降は必要に応じて検査しています。
1:皮膚セロテープ染色
2:抜毛検査
3:皮膚掻爬検査
4:真菌培養(真菌、酵母の同定まで)
5:特異的IgE抗体検出による、アレルギー検査(各項目)
6:血液性化学検査(項目ごと)
7:血液塗抹染色(血球像、百分比)
8:ホルモン検査(各項目)
9:パンチバイオプシー
2006/01/30 15:21 参考になった! 0
鼻の皮膚がただれてきました。
昨年の10月頃に、そんなに気にならない程度の黒い出来物が鼻の頭にできていたのですが、それが少しずつ大きくなってきたので病院に連れて行きました。そしたらアレルギー性のものか、細菌性のものか良く分からないが・・・と言われ、飲み薬と塗り薬をもらいました。その後、一度は治ったかと思われたのですが再び黒い塊が鼻の表面にでき、だんだんと皮膚がただれてきました。念のため、別の病院にも連れて行ったのですが、そこでも同じような事を言われ、今は2週間に一度は病院に連れて行ってます。が、日に日に ただれがひどくなる一方です。今では、鼻の表面のほとんどの皮膚が剥がれ落ち、下のピンク色の肌が出てきている状態です。薬を塗る時も、すごく痛そうでかわいそうです。これは、何の病気なのでしょうか?治療に時間がかかっても、必ず治る病気でしょうか?