橋本 祥男 先生からの回答
免疫がしっかりと創られていない幼犬の時に感染が起こります。
ですから、殆んどは母子感染だといわれています。
根本的に生まれた時に持っているわけではないので、
他の犬にうつらないと言うのは乱暴だとは思いますが、
基本的に散歩程度の接触で感染が起こるとは
考えられていないはずです。
もっとも、老犬であったり何らかの免疫抑制を
起こす病気や薬を投与されている場合は、
感染が起こるはずです。
この寄生虫による皮膚病は
寄生虫の数が多くなった時に生じます。
数が少なければ、無症状です。
免疫力によって繁殖を抑えていられるうちは、
症状が出ないという事です。
セナちゃんはアカラスに対して、
免疫力が働かないのだと思います。
ストレスがいけないというのは、
ストレスが、免疫力を低下させるからだと思います。
私の場合はストレスの影響を、飼い主様に話す事は有りません。
いつ頃から発症したのか存じませんが、
完治する事のない患者さんも居るので、
上手に付き合っていく必要が有るかもしれません。
ただ、治療を開始したばかりなのでしたら、
悲観的に心配しても仕方が無いので、
主治医の先生の仰る通り、数ヶ月はかかると思って、
がんばって下さい。
2006/03/06 21:47 参考になった! 0
投稿者 セナメグ さん からの返答
早々のお返事ありがとうございました。愛犬が病気になり、これからの事を考えると色々と悩んでしまって。先生のお陰で、精神的にも楽になりました。これから、愛犬と頑張っていきます。ありがとうございました。
2006/03/13 09:47
今道 昭一 先生からの回答
アカラスは、元々ワンちゃんの皮膚内にいるものとあまり生態が知られていないもの2種類います。原因となるものは前者のアカラスが多いです。
元々ワンちゃんの皮膚内にいるアカラスが他の成犬に感染するということは考えなくてよいでしょう。しかし、生まれたての子犬には感染するかもしれませんので、接触は避けて下さい。
しかし、生態がよく知られていないアカラスについては感染についても不明です。
アカラスの治療は大変です。特に足先だけのものは完治しにくいです。根気よく治療を継続しましょうね。
2006/03/07 11:04 参考になった! 0
投稿者 セナメグ さん からの返答
今道先生ありがとうございます。とても勉強になりました。アカラスの治療は、大変何ですよね~本当に。愛犬と共に、根気よく頑張って行きたいと思います。
2006/03/14 11:04
アカラスについて
始めまして。今現在、アカラスの治療中です。4本足の足先だけにアカラスが出ています。顕微鏡を見ると、今は卵の数が凄いので卵が還った後が勝負!で、治療には半年はかかるだろうと言われています。アカラスですが、この病気は他の犬にも感染するのでしょうか?病院を2回変えたのですが、病院によっては感染するという所と、感染は気にしなくて良いという病院と分かれました。私もインターネットで調べましたが、やはり感染する!としない!に分かれましが、しない!の方が多かったです。犬は、もとから毛包虫を持っていて免疫により感染する犬としない犬が要るので、皆もっているのに感染するのでしょうか?毛包虫は、一度決めた場所で生涯を過ごす!と聞いています。家の犬は、小さい頃から決まった犬友達と夕方散歩するのが日課になっているので、散歩が一緒に出来ない事にとてもストレスを感じているようです。アカラスにはストレスもいけないので困っています。散歩で歩くだけですが、アカラスは違う犬に感染はする確立は高いのでしょうか?散歩は毎日の事です。気を使って散歩を続けなければならないのでしょうか?