松倉 源太郎 先生からの回答
こんにちは。
リンパ球性形質細胞性腸炎は炎症性腸疾患のなかで、最も多く見られる病気です。この病気は腸の中を通っていく食べ物などの中の抗原に免疫が反応し腸にリンパ球や形質細胞を浸潤させる病気です。多くの場合は免疫系統の暴走で起こりますが、軽度であれば正常な犬からもこの病名がでることもあるくらいの微妙な病気です。症状が進行した場合にはリンパ肉腫という腫瘍へ発展する可能性もあるといわれています。
治療方針としては、ステロイド剤を中心とした免疫抑制療法を中心として大腸炎などに効くサラゾスルファピリジンやアモキシシリンなどの抗生剤、軽度の場合は整腸剤などを使用します。
いずれにしても症状の程度によって治療も異なりますし、その他の腸の病気との関連もありますので、経過観察が必要となります。
2006/03/17 10:27 参考になった! 0
投稿者 BIT さん からの返答
ご回答、ありがとうございました。現在、お世話になっている病院では、リンパ球性形質細胞性腸炎の中度の疾患と診断されヒルズの指定されたフードのみを与えいますが、以前に比べると食べる量が減ってしまい、15kgあった体重が15kgまで落ちてしまいました。併用して吐き気止めの薬を与えています。食欲はありそうなのですが、指定のフードはあまり食べません。やはりこれ以外食べ物を与えることはいけない事なのでしょうか。
お礼の返信が遅くなり大変失礼を致しました。失礼致します。
2006/03/24 10:27
よろしくお願いします
はじめまして。よろしくお願い致します。10日ほど前に診察を受け、十二指腸の中程度のリンパ球性形質細胞性腸炎と診断されました。この病気についての説明と、治療法を教えて頂けないでしょうか。