松倉 源太郎 先生からの回答
こんにちは。
皮膚病の薬のせいで心臓が悪くなってとありますが、キャバリアは薬と関係なくほとんどの子が心臓を悪くしてしまいます。本来は犬種として、ほとんどの子が心臓が悪くなることをペットショップなり、ブリーダーが公言すべきだと思っているくらいです。
しかし現在の獣医療では心臓にメスを入れることのできる先生はほとんどいません。また心臓の手術を行う先生もすべての心臓に対して手術を行えるわけではないでしょうし、手術のリスクはとても大きいと思います。
現段階でできることといえば、まず腹水の由来が心臓である事を確認し、心臓からの腹水であれば、定期的に抜いてあげると一時的に楽になると思います。そして心臓機能を改善する様々なお薬を飲むしかないと思います。また、最近では在宅酸素システムを貸し出してくれる業者も出てきています。心臓で苦しい場合はやはり酸素があると、発作がおきてしまったときに安心です。在宅酸素に関して獣医師に相談してみてはいかがでしょうか。
2006/03/20 11:00 参考になった! 0
久山 昌之 先生からの回答
まずは状況を整理した方が良いでしょう。
1、皮膚疾患で使われていたお薬は何か。
2、心臓疾患は、なんと言う病名か。お薬の影響ということが正しいのか。
3、腹水の検査結果は何か。腹水が心臓疾患によるものなのか。
4、利尿剤以外の心疾患の治療は何を行っているか。
まずは、このお答えがないと今回の質問では状況が全くわかりません。
普通、お薬で心臓病を誘発するようなものは、あまり考えられません。もちろん、心臓に負担になるお薬は存在しますが、このようなお薬を使う場合は、普通負担がどの程度かチェックをしながら服用するはずです。
また、心疾患による腹水は、症状で言えばかなりの重症です。徐々に悪化したのならわかりますが、突然そのような病状の悪化が起こるとも思えません。
以上の点を踏まえて、再度主治医と相談されてはいかがでしょうか。場合によっては、転院をご検討されても良いかもしれません。
2006/03/20 11:07 参考になった! 0
伊東 彰仁 先生からの回答
今瀬 覚 先生からの回答
こんにちは。まず、今の状況をもう少し詳しく把握する必要があります。例えば、皮膚病の治療で飲んでいた薬ですが、これは、仮定になりますが、もしステロイド(副腎皮質ホルモン)ならば、それによるクッシング症に伴う腹部の下垂や腹水とかんがえられます。この場合、至急、副腎の機能検査(とりあえず、ACTH刺激試験や画像診断)や肝臓・腎臓等の機能検査が必要になります。その場合、症状からすると、今の状態は、かなり危険な状態と思われますので、すぐに適切な検査・治療が必要と思われます。皮膚病に関する治療は、とりあえず待っても、まず命にかかわる疾患の治療を優先させるべきと考えます。
2006/03/20 12:47 参考になった! 0
心臓病
うちの犬はもともと皮膚病で皮膚病の薬を1年程飲んでいたのですがそのせいで心臓病になってしまいお腹に水がたまってしまいました。利尿剤を飲むようになって1ヶ月程です。一時お腹の腫れは少しおさまったのですがまた最近さらにパンパンでホントに破裂してしまいそうです。皮膚病も相変わらずひどく本当に苦しそうです。食欲も少なくなり食べていてものどにつまってぜーぜーいってます。なにか薬以外で私にできることはありませんか?