佐々木 厚 先生からの回答
こんにちは。
日射病・熱中症は恐ろしい病気です。
人間や犬猫の体はタンパク質から出来ています。
それが高熱のために破壊されて元に戻らなくなってしまうからです。
全身に起こります。
急性腎不全。
急性肝不全。
脳の破壊。
胃腸の壊死。
血液が固まらなくなる。
血液が破壊される。
これらのたくさんのことが、急にまた
1-2週間後にもおこります。
大至急病院に連れて行ってください。
2週間はどんなことが起こるかわかりません。
応急処置は適切ですが今後を考えると、
油断は出来ません。
何事もなく治っても運が良かったと判断してください。
それから、今すんでいる環境が
いぬさんにとってどういうことなのか、
きちんと考えてください。
これからも怪我や病気はしますし、
高齢になれば、生活習慣病や、心臓病、がんになる
可能性も大きくなります。
救急の場合も起こるでしょう。
「十分承知の上です」は、飼い主の問題ですよね。
人間は、自己責任でどんな生き方をするのも自由ですが、
動物をそれに無条件で付き合わせることは
別問題です。
生き物は人間の所有物ではありません。
犬さんが本当に大切ならばきちんとした検査・治療が出来るように
人間の方が具体的に対応してあげてください。
これは、私からのお願いです。
2006/06/27 17:01 参考になった! 0
投稿者 そよかぜ さん からの返答
ありがとうございます。
数日後に起こりうる病気を知って元気になったからといって安心せず病院に連れて行きます。病院が傍にない環境でもどうにか連れて行きます。
2006/07/04 05:01
日射病
このようなコーナーを設けて頂き有難く感謝いたします。
現在ペットと一緒に住んでいる地域は離島の中のまた離島という環境です。動物病院もなく病気になると不安です。
今回は日射病についてご質問いたします。注意をしていたのですが約一時間庭で直射日光を浴び、呼吸困難と意識朦朧を起こしてしまいました。体を流水で冷やし応急処置にて、なんとか元気と食欲が出てきました。よたよた歩きと吼えなくなった事が今も残っています。後遺症として残る確立はどのくらいでしょうか?このような症状は二日続いています。本当は病院に連れて行かなければいけないことは十分承知の上です。