縄田 龍生 先生からの回答
まずは、十分な量の点耳薬が本当に耳道内に入っているかが問題です。外耳炎は飲み薬だけでは治りにくいものです。耳の奥に入れにくいのであれば、(軟膏タイプではなく)水性タイプの点耳薬にしたほうが良いかもしれません。
次に、定期的な外耳道洗浄はしてもらっていますか?耳垢が溜まっていれば、薬を入れてもなかなか良くなりません。
細菌性であれば、現在使っている薬に耐性があるのかもしれません。細菌培養と感受性試験をして良く効く薬を探す必要があるかもしれません。
真菌性であれば抗真菌剤の種類を変えてみるのもいいかもしれません。
季節的にも細菌増殖はしやすいと思います。
元来、グレートピレニーズを日本の室外で夏の間過ごさせることに相当無理があります。このような犬種は一年のかなりの期間をクーラー付きの部屋で飼う必要があります(もちろん地域にもよりますが)。出来るのであれば、クーラーがガンガンに効いた部屋で過ごさせてあげてください。
2006/07/11 20:31 参考になった! 0
投稿者 さん からの返答
縄田先生、御丁寧な回答をありがとうございました。点耳薬も再度きちんと入れるようにします。薬の耐性のことも知らなかったので、再度主治医の先生に相談してみます。やはり、ピレネー犬は、暑さにかなり弱いのですね。もう若くはないので、涼しいところで過ごせる方法を考えたいと思います。本当にありがとうございました。
2006/07/18 08:31
長く続く耳だれ
ずっと薬を塗布したり1ヶ月間抗生物質続けたりしましたがよくなりません。抗生物質もあまり長く使用すると良くないとか。黒っぽい臭いのきつい耳だれで毎日拭いて抗炎症剤を耳の入り口につけるのですが、完治せず、痒みも強いようです。ひどくなったら、手術しないといけないといわれました。手術は避けたいので、何とか治る方法がないかと思い相談させていただきました。薬も奥の方に入れるのを嫌がり、今は入り口のほうに塗りますが、塗布部分に出血もあります。食欲は普通です。あと、夏場になると、じっとしていてもかなりハーハーと息をします。食欲も落ち、体力的に心配です。夏場、どのようにしてあげればよいでしょうか(屋外の広めの犬小屋で飼っています)宜しくアドバイスをお願いいたします。