北森 隆士 先生からの回答
ヘルニアというのは、椎間板ヘルニアのことでしょうか?
だとすると、状態のグレードによって、手術すべきかどうかのデータは分かっています。報告によって若干ことなりますが、痛覚がなくなったり、排尿障害がある場合は絶対に手術です。
<先生によっては手術をしようという
<ケースやしないという先生もいるなど、
<さまざまな場所でお医者様によっての
<判断が食い違うことを見聞きしているので・・・。
そうですね。どうしてかというと、診断をして手術
ができる先生が少ないからです。なれた先生であれば
、症状の場所にもよりますが、ダックス特有の腰部
のものであれば、30分で手術可能です。現在ある報告
ではMRIよりもCTの方が確定診断には向いているといわ
れていますが、CTをとって手術して半日で退院です。
つまり症状が重い場合や、お薬で反応しない場合は、
手術がもっともよいのですが、設備と腕がないので、
獣医の伝え方も病院によって異なるということです。
そういう当院でも手術はできませんし、CTもありませんが
、大きな病院へ紹介しています。
データに関してですが、CT、MRIは、デジタルデータ
なので、比較的簡単にもらえると思います。血液検査
のデータなどは、最近では渡す方が一般的だと思います。
レントゲンは・・・これがなかなか難しくて、デジタル
レントゲンの先生ならばコピーを渡すのは簡単なのでしょうが、
一般的なレントゲンは、保管の義務等もあり、なかなか
難しいと思います。当院では、レントゲンが必要な場合は
検査診断書として書いてお渡ししていますが、病院によ
っては温度差があるとおもいます。
2006/11/07 16:38 参考になった! 0
レントゲン写真などをもらうことは可能なのでしょうか?
2度目の質問をさせていただきます。
家の愛犬がヘルニアだと思うという診断をされ、ただいま治療中です。
しかし今後手術の選択に迫られる時がくるかもしれません。
麻酔からの影響の心配や、手術以外に本当に治療方法がないかなど、飼い主としても責任を持って決断しなければならず、それには愛犬の病状や、病気についてなどをもっと勉強する必要があると思いました。
そこで質問なのですが、動物病院で撮っていただいたレントゲン写真や血液検査の結果、およびこれから撮るかもしれないMRI画像など、コピーでも構わないので手元に置いていろいろと勉強したいのですが、請求しても構わないのでしょうか?
私が見てどうこうするというわけではなく、もしも他に信頼の置ける先生が見つかったら、その状況も把握してもらいやすいと思っているのですが。。。
「いろいろ学ばなければならないと思うのでコピーでもいいのでいただけませんか?」と言っても気を悪くされるのではないかと不安です。
しかし飼い主は少しでも安心したいので、よほど長い付き合いで信頼の置ける先生と判らない限りはありとあらゆる方法を模索すると思うのですが、他にもこういったデータを請求などするケースはごくまれなのでしょうか??
先生によっては手術をしようというケースやしないという先生もいるなど、さまざまな場所でお医者様によっての判断が食い違うことを見聞きしているので・・・。