是松 壮一郎 先生からの回答
こんにちは、みきさくらさん。
さて、k/dなのですが、一番の問題は、たんぱく質が制限されているため、成長期の仔猫が食べるのには適していません。カロリーとしては、足りるのですが、成長に必要なたんぱく質源が制限されているため、今回のような、成長期の8ヶ月の仔猫の他にも、妊娠、授乳期の母猫への投与は望ましくありません。
ただし、少しだけ食べてしまったからといって、障害が出るわけではありません。あくまでメインの食事としては適さないということですので、ご理解下さい。
逆に、アダルトや、キトンを腎障害のある子が食べてしまうことは、先ほど述べたことの逆でたんぱく質を摂取することによる腎臓への影響がありますので、好ましくありません。
これは、少量を食べたとしても、腎臓への影響はありますので、折角k/dでの健康維持をするのであれば、他の食事はとらないようにしなければいけません。
参考になれば幸いです。
どうぞ、お大事に
2007/02/10 16:30 参考になった! 0
投稿者 mico☆彡 さん からの返答
ご回答、有難うございます。
それぞれに合ったご飯を選んでいるのに
今の状況では意味がないと勉強になりました
有難うございました。
2007/02/17 04:30
北森 隆士 先生からの回答
お食事のことは、他の先生の
おっしゃる通りですが、一点、気になることを
書きます。
腎臓の機能の指標はCreです。BUNは以前は
比較的用いられた指標ですが、食事内容や
消化管の状態などによって非常に左右される
数値です。
(腎臓が悪くてもBUNは上がるが、
BUNが高いといって腎臓が悪化しているとは
いえない時がある・・・・という事です)
今は国際的にはCreの数値で腎臓の機能
悪化の進行状況を確認するというのが、体制
です。
無論、BUNも代用できますが、今後はCre
もちゃんと調べなくてはいけません。
2007/02/11 09:57 参考になった! 0
投稿者 mico☆彡 さん からの返答
ご回答、有難うございます。
かかりつけ医からは、BUNのみの説明でしたが、診療明細を見ますと血液検査一般・電解質・BUN、CRE、ALBとありましたのでかかりつけ医に確認してみます。
有難うございました。
2007/02/18 09:57
腎機能低下と多頭飼い
はじめまして。16才のネコと他のネコの餌について、
ご意見を伺いたく質問させていただきます。
16才の猫のBUNの値が49あったため、ヒルズの「プリスクリプションダイエッ
トk/d」を与えようと思っているのですが、
他のネコ(8才・2才・8ヶ月)が食べても栄養等に問題は無いのでしょうか?
逆に16才が サイエンスダイエットPROアダルト・キトンを食べると腎臓機能を
悪化させるのでしょうか?
それぞれに器を分けて与えても、各猫が入れ替わって食べてしまうため心配です。
どうぞ、よろしくお願い致します。