井上 平太 先生からの回答
膝蓋骨脱臼の手術には、かなりたくさんの方法がございます。また、単純に数字で表したグレードだけでは手術の方法は決定できません。頚骨の骨切を行っているのかどうか・人工物を使っているのかどうか・十字靭帯は問題なかったかどうか・・・など、また術者の得意な方法は何か・病院の方針・・・などにより、術後のケアの方法は変わってきます。また、反対側の足も同様な状況なのか同かも考慮しないといけません。
詳しくは手術を受ける前と退院の時にきちんと聞きましょう。もし外来のときに時間が無く長時間聞く余裕が無さそうであれば積極的にその時間を作っていただくなりメールで相談が出来るかどうか相談されると良いと思います。
私もこの時期は申し訳ないと思いながらも、動物病院は重症になってしまってから来る患者や緊急を要する患者が多いので、ついつい急いだ問診になってしまいます。反省をしなければいけないのは私たちなのですが、皆どこかで何とか十分説明する機会がほしいと思っているところなのです。飼い主の方々も是非アプローチしてください。
一般的には2週間の入院で退院してきた場合には、それ程心配しなくてもほぼ通常の生活でよいと考えられます。ただし、階段やジャンプやドッグランへの参加は止めておいた方が良いでしょう。
本は、アマゾンでも買えるでしょうし大きな本屋であれば置いているところもございます。しかし、獣医学書は本当に高いですよ。ちょっとした本でも写真が豊富に掲載されているものは数万円致します。
お大事にしてください。
2007/04/30 22:41 参考になった! 0
投稿者 hiromi-k さん からの返答
井上先生、ありがとうございました。手術時、金属を入れてきたとの情報しかありませんでした。
今後のリハビリが大事ですよね。主治医の先生に、色々指導してもらおうと思います。
本は、アマゾンで検索してみます。
また、何かあったらお願いします☆
2007/05/07 10:41
膝蓋骨脱臼の手術後
3日前に、膝蓋骨脱臼の手術をしました。グレード4を越えていたため、大がかりな手術になったようですが、無事終了したとのことです。今後のリハビリについて知りたくて、相談のメールをしました。手術後約2週間ほど入院しますと先生に言われましたが、自宅に帰ってきてから、どのような点に気をつけたらよいか、今から心配で…
また、犬の解剖・生理学の本、看護の本は本屋に売っていますか?