だいじょうぶ?マイペット

自己免疫性溶血性貧血について

質問カテゴリ:
その他

対象ペット:
/ ウェルシュ・コーギー・ペンブローク / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
神奈川県 / キャノンさん

 
2007/07/10 22:07

こんばんは。大変今悩んでおりますのでアドバイスを頂きたいです。
コーギー 13歳(オス)です。

昨日、動物病院で犬の血液検査をしたところ自己免疫性溶血性貧血と診断されました。

昨年ヘルニアと診断されてから、ここ数ヶ月で後足は全く動かなくなり、今では自分で移動することができません。

このままではあまり命が持たないと言われました。
年齢や、身体を考えますと脾臓摘出や輸血やホルモン注射などにかなり抵抗を感じてしまいます。
なにか良い治療法ありますでしょうか?

こんにちは。免疫介在性溶血性貧血(IMHA)には原因不明と他の原因に伴う続発性また血尿(溶血尿)が出るものと出ないものがあります。
この子は13才と高齢なので背景に存在する病気も考えなくてはなりませんが、時間に余裕のある病気ではありませんので、背景となる病気を究明するとともにIMHAの治療を早急に始める必要があります。脾臓の摘出は、IMHAのタイプによって適応か否かがあります。質問の内容からではタイプが不明なのですがいずれにしても治療法の第1選択ではありません。貧血が悪化して限界に達してしまったときには命を繋いでおくために輸血をせざるを得ませんが輸血はタイミングがあり全身状態がよければPCV11%位になるまで行いません。一般的に使われている治療薬は、副腎皮質ホルモン剤、サイクロフォスファマイドで、これらに反応しない場合には別の薬も使用します。これらの薬はIMHAのタイプによって使い分けていきます。治療に抵抗があるということですが、時間単位で悪化していく場合が多いので、溶血尿の見られないタイプであれば副腎皮質ホルモンの投与を、溶血尿の見られるタイプであればサイクロフォスファマイドだけでも受け入れてください。複合タイプでなければこれらの薬だけでも改善することがあります。タイプによってはどんな治療にも反応せずに死んでしまいますが、何もせずに放っておくということは助けられる命も助けられないということです。薬は適切な使い方をすれば何も怖くはありません。おだいじに。

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