井上 平太 先生からの回答
パルボの治療は以下の項目の中から選択あるいは全てを行ないます。
①インターフェロンの投与
②電解質の補正及び脱水の補正のための輸液(点滴)
③下痢止め・吐気止めなどの対症療法
④蛋白や血液の損失が激しければ輸血や血漿の静脈注射
⑤抗生剤などによる二次感染の防止
⑤乳酸菌などの善玉腸内細菌の補充
⑥完全絶食による腸粘膜細胞の損傷防止のため栄養剤の注腸
どのような治療を行なっていくかは病態により異なります。現在は点滴中なのでしょうか。それとも自宅療養と通院による治療のみなのでしょうか。
今の治療内容がはっきりしませんので、さらに何を併用すべきかは何ともいえませんが、今以上の積極的治療が必要なのかもしれません。
お大事にしてください。
2007/08/29 00:53 参考になった! 0
投稿者 ぶーさん さん からの返答
お忙しい中ご回答ありがとうございました。
その後、インターフェロンを4回まで投薬していただきました。主治医の先生は井上先生のご回答にあった治療①~⑥を見たところ、うちの子に適した方法でしていただいているようです。パルボによるであろう下痢は止まりましたがてんかんの発作が短期間で多発したのでそちらの影響から状態がとても悪くなってしまっています。
親切なご回答本当にありがとうございました。
2007/09/05 12:53
パルボの治療について
先日、熱・下痢・ケイレンが治まらなくご質問させていただいたものです。
具合が悪くなってから約1週間位でパルボウィルスに感染している事が分かりました。かかりつけの獣医さんで検査し陽性がでました。この1週間吐き気はなく1日1回程度ですが水下痢と39.3度~40度の熱が続いていたので熱を下げる注射と下痢を止めるお薬を数回注射してもらっていました。それでも一向に回復の兆しは無く白血球の数も3200と落ちてしまっていたのでパルボの検査をする事になった次第です。
今日で2回目のインターフェロンの投薬でしたが、下痢(ウンチは昨日と今日で1度も出ていません)は止まったものの自分で立ち上がる事もできず、ぐったりとして今日はおしっこも1度も出ていません。肩で息をするような苦しそうな呼吸をしています。インターフェロンは発病してから間が空いてしまうと効果が少ない場合もあるとこちらのサイトの回答で拝見しましたがこのままで大丈夫なのでしょうか?
現在の治療状況は、インターフェロンと下痢止めの注射。栄養剤に水分を少し多く含めて投与してもらっています。食事は全くとりませんが水分だけは与えるとたくさん摂ってくれます。明日は3回目のインターフェロンの投薬があります。かかりつけの獣医さんではインターフェロンを3回投薬する。と聞いています。その後はどのような処置が最適だと思われますか?
毎晩目を覚ました時に呼吸が止まってしまっている。なんて事が怖くて眠れぬ夜が続いています。どうぞよろしくお願いいたします。