だいじょうぶ?マイペット

鼻腔内腫瘍と漢方

質問カテゴリ:
鼻の異常

対象ペット:
/ マルチーズ / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
--- / 非公開中の会員

 
2008/01/08 10:25

初めまして。8歳のメスの日本猫、鼻腔内腫瘍で余命約3か月と診断され、残された時間の過ごし方についてご相談申し上げます。

これまでの経過を申し上げますと:

・2006年暮れにくしゃみ、鼻水の症状。(それまでは7年間、時折の目のアレルギー以外は年1回の予防注射のみ。) 風邪かと思われ、抗生剤の飲み薬と点鼻約を処方される。(通院1か月で2回)
・年が明けて症状がぶり返し、転居したこともあって前の病院にご紹介いただいた別の病院で受診。抗生剤、ステロイド、インターフェロンの注射を受け、ケロリとよくなる。シロップ剤もいただきました。
・その3か月後、そのさらに2か月後、同じ症状のぶり返しと同じ処置で治まる。
・半年ほど前、腫瘍の疑いもあると告げられましたが、その後、初めは右鼻だけが詰まっていたのが、右鼻は通って左鼻が詰まるようになり、腫瘍であれば移動することはないだろうと推測されました。
・3か月程前から、注射もあまり効かなくなり、発症の間隔が狭まってきているのが気になるとのことで、2か月程前に抗生剤を変えるために鼻水の組織検査を受ける。どの抗生剤も効くはずとの結果。このころから鼻がビービーなるようになる。鼻の詰まりも左側から再び右側に戻る。
・いよいよ腫瘍の疑いとのことで、昨年12月にレントゲン、CT検査を受け、その際に採取した組織の検査結果がまだではあるものの、鼻腔内の腫瘍と断定。
・場所が場所だけに手術はできず、放射線治療という手は考えられるが、東京の大学病院に週2回通うことになり、1回につき5万円程かかるとのこと、それでも完治の可能性はないので、そこまでする買い主さんは少ないですよ、と言って頂きました。あとは好きなものを食べさせ、抗生剤とステロイドのシロップで症状を和らげ、ひどい時には注射、いよいよ呼吸ができなくなれば安楽死を考える、との方針を示していただきました。

現状は:

息を吸い込む時に鼻がビービーとひどく鳴り、お腹を伸縮させて一生懸命息している様子なのですが、じっとしていると治まることもあります。口呼吸を覚えたようにも見えます。
馬油で鼻を掃除してやった後は一時的によくなる気もします。詰まっている右鼻からは、粘性の強い透明な鼻汁が出、綿棒でクルクル巻き取ることができます。左鼻は鼻汁はなく、綿棒を入れるとくしゃみをしてしまいます。昨日、左から鼻血を出したようで少しショックを受けました。今朝も血の跡がありました。

確実に悪くなっていることを改めて思い知らされ、思い切ってご相談させていただくことにした次第です。そこで思ったのは、漢方治療などによって、少しでも楽にしてやり、最後の日々を楽しく過ごさせてやれないものか、ということです。
以前のように遊ぶことはなくなりましたが、ぐったりと元気がないということはありません。また、以前のようにおやつをねだることはなく、食欲も低下しましたが、いつも食べているドライフードは時折欲しがります。
漢方によって奇跡的に腫瘍が治ることを期待しているわけではありませんが、鼻の症状が和らいで大好きなサバなどが食べられるようになれば、などと考えます。無理な話でしょうか。

また、今お世話になっている獣医師の先生はよくしてくださり、決して信頼していないわけではないのですが、漢方などに取り組んではおられないようです。そういう場合に、西洋医学以外の手はないのかお尋ねするのは失礼に当たりますでしょうか。それとも漢方や鍼灸に取り組んでおられる別の病院を訪れるほうが失礼でしょうか。

もしそうだとしても、できることはしてやりたいというのが本音です。
アドバイスをいただけましたら幸いです。
長くなってしまいましたが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 代替医療に関してはほとんどの動物病院で多かれ少なかれ取り組まれております。率直に聞いてみるとよいでしょう。
 ベーターグルカンの抗腫瘍作用に着目した舞茸エキスやアガりクスダケのサプリメントが製品としてございます。
 また、漢方薬には免疫力を高めたり抗がん剤の副作用を抑える効果が認められているものもございます。(十全大補湯など)
 最近の鎮痛剤の中には薬事法上は認められておりませんが、文献上は鼻腔内腫瘍の成長を抑制する効果が発表されている薬品がございます。
 いずれも効果は医薬品として認められるには至りませんが、ある程度高額な治療費にはなってしまいます。よく相談されると良いでしょう。
 お大事にしてください。

投稿者 さん からの返答

お忙しい中、早速のアドバイスをありがとうございます。
今週末に詳しい検査結果を聞きに行くことになりましたので、その時に率直に相談してみたいと思います。少し周りが見えなくなっていたようです;おかげさまで冷静さを取り戻すことができました。

ご提案頂きました製品や方法について自分でも勉強しながら、出来る範囲で幸せな余生を過ごさせてやりたいと思います。本人は何も分かっていないようなのがせめてもの救いです。

この度はお世話になりました、感謝申し上げます。

漢方などの東洋医学に望みを持たれる飼い主さまは
沢山おられます。
検討しても良いかと思います。
その際に、現在の主治医の先生に
特に遠慮する必要は無いと思います。
質問されれば良いですし、
場合によっては紹介していただくのも、
全然わるいことではないと思います。

私の経験上、一般的に言うところの漢方薬は、
風味が強く、猫ちゃんにとって飲みやすい薬ではないです。
飲ませられないと断念される飼い主さまがほとんどです。
なにしろ、普通の食事すらあまり食べなくなっている訳で、
そこに美味しそうでも無い物となると、
かなり無理があるようです。

特に東洋医学に力を入れていない病院でも
マイタケから抽出した成分で、
免疫賦活作用のあるサプリメントが、動物病院で手に入ります。
D-フラクションと言いますが、
こちらの製品は、猫ちゃんでも比較的容易に受け入れてもらえる
風味のものでした。
主治医に相談してみてください。

投稿者 さん からの返答

アドバイスに感謝申し上げます。

おかげさまで主治医の先生にご相談申し上げることへの躊躇は払拭され、土曜日の診察に向けて勉強しているところでございます。
“D-フラクション”も、恥ずかしながら初めて聞きましたが、検索してみるといろいろ情報があらわれました。

薬の飲ませ方については、この半年の試行錯誤で、練乳とバターで練って上歯茎に塗りつけるという方法に行き着いたのですが、果たしてそれが漢方薬に通用するかどうか。。。
でも、ひっかかれても恨まれても、頑張って飲ませます。

黙って死を待つしかないかと思っていたのが、やることができて、張り合いが出ました。

お忙しい中、本当にありがとうございました。

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