北森 隆士 先生からの回答
犬の(特にダックス)の椎間板ヘルニアについて誤解があるように感じます。
もしかして、ヒトのヘルニアのように考えていませんでしょうか?
ヒトのヘルニアと違って、犬の、特にダックスのそれは、神経の太いところが障害を受けるので、放置したり、しっかりと治療しないと、下半身不随になります。例えれば、ヒトで言えば交通事故の脊髄損傷なみのダメージが加わっている可能性があるのですよ。
少なくとも、内科的な治療や外科的な治療は、有効であるというデータが(100%でないにしても)出ています。下半身不随のような重体に陥るかもしれない状況で、針治療などの治療データのあやふやな療法に頼るべきでしょうか(併用治療ならOKでしょうが)?
直ちに内科的あるいは外科的な治療の判断をすべきですよ。
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>ありがとうございました。
>昨日手術は終わりましたが、そのまま目が覚めず先ほど息引き取>りました。
>ヘルニアの手術でこんな事があるのでしょうか?
>手術が終わったら自発呼吸ができず人工呼吸器をつけられていま>した。
>こんなことなら手術しなければ良かった。
私も非常にショックです。
実は昨日1つ重要なことを書き忘れて、つけたそうかと
思い、解答欄を開いたところだったのです。
俗に言う椎間板ヘルニアの場合は、麻酔のリスクは、
そんなに高くありません。通常は手術部位の確認の
ためにMRI、CTをとってから手術を行いますが、その
撮影にMRIの場合は2時間かかりますが、麻酔事故が
起こりやすいと言う話は聞きません。
それよりも、(これを付け足そうと思ったのですが)、
ヘルニアと思える症例の数%から十数%が、実はヘルニア
ではなくて脊髄軟化症といって、1週間程度で脊髄が溶けて死亡する症例なのです。この症例は、とにかく急速に症状が進行
します(ただし、症状からは区別がつきません)
もしかしたら、この子も、そのような病態だったの
かもしれません。
本当に残念です。担当医の方としっかりお話なさって
ください。ご冥福をお祈り申し上げます。
2008/01/27 11:48 参考になった! 0
投稿者 さん からの返答
ありがとうございました。
昨日手術は終わりましたが、そのまま目が覚めず先ほど息引き取りました。
ヘルニアの手術でこんな事があるのでしょうか?
手術が終わったら自発呼吸ができず人工呼吸器をつけられていました。
こんなことなら手術しなければ良かった。
2008/02/03 11:48
椎間板ヘルニアについて。
初めまして。
昨日突然しぇいくが歩くのを嫌がりいつもと様子がおかしかったので
すぐに病院へ連れて行くと「ヘルニアの可能性が高い」と言われました。
とりあえずその場は、注射を打ち点滴をしながら様子を見ることにしました。
次の日、病院から電話があり点滴で様子を見たけどだんだん悪くなっているみたいで(グレード3→4へ)手術をした方がいいといわれました。
そして本日の午後から手術をしていただく事になったのですが
このように、ネットなどで調べていると手術をしなくても内科的治療や鍼灸治療でよくなってきたというわんちゃんも多々見受けられました。
病院の先生にも聞いてみたのですが「家では鍼治療なんてしていないし、それはリハビリだから関係ない」と言われました。
実際、鍼灸治療とはどういうものなのですか?
手術をしなくても鍼灸治療で改善したワンちゃんもいるようですがそれはどういうことなのでしょうか?
家のしぇいくは目が見えないため手術は余計かわいそうな気がして
今でも少し迷っています。
早く良くなってくれる事を祈るばかりですが・・・。
もし鍼灸治療をするのであればリハビリとして行なった方がいいのでしょうか?
どうぞ宜しくお願い致します。