今本 成樹 先生からの回答
今本です。
心臓の状態と不整脈の状態によっては麻酔の処置は怖いものがあります。また、肝臓の腫瘍に関してですけど、肝臓の場所によっては切除が可能な場合もありますし、切除手術のためには輸血しながらの手術な場合もあります。
これは診察していないので分かりません。
肝臓に関しては、数値上の異常と、肝臓にある病変とが密接にリンクしないこともありますので、可能であれば、肝臓の腫瘍の検査を行い、その状況によっては手術をやってみるほうがいいかもしれません。しかし、診察した先生がおっしゃるようにリスクが伴います。やはり心臓が悪い場合には、麻酔は怖いです。
自然に任せたほうが幸せかどうかは、その病気しだいです。
放射線療法に関しても、麻酔が必要となりますので、どうせ麻酔をかけるなら、もっと積極的な方法を模索されてもいいのかもしれません。このような状態では、ノーリスクで、ハイリターンを求めることはすでに難しいと思います。飼い主さんがどこまでリスクを受け入れられるか?ではないでしょうか・・・。
2009/06/25 17:29 参考になった! 0
投稿者 rannana さん からの返答
今本先生、お忙しいところご回答いただきありがとうございます。
昨日から心臓の薬を服用し元気にしております。
先生にご回答を頂き、家族とも相談しました結果リスクの伴う手術は避けて残された時間を幸せに過ごさせてあげたいと思っております。
ありがとうございました。
2009/07/02 05:29
肝臓腫瘍
本日動物病院を受診してきたのですが他の先生のご意見も伺いたくて質問させて頂きます。
10歳になるゴールデンなのですが昨日朝から元気がなく、寝ながらおしっこやうんちをしてしまっていました。ご飯は普通に食べていたのですが夕方から起き上がれなくなって息苦しいそうで救急病院に連れて行こうかと思っていると少し落ち着いてきたので今朝まで様子を見ることにしました。朝には信じられない程すっかり元気になっていました。念のためにかかりつけの動物病院を受診しレントゲン、エコー、血液検査を受けたところわずかに心臓の肥大と不整脈の症状が出ていて薬をも飲むように指示されました。昨日は心臓発作のようなものだと診断されました。同時に肝臓にも4cm位の腫瘍があり、血管腫か癌、リンパ腫ではないかとのことですが、年齢や心臓の様子から手術はリスクが大きいし取りきれないので勧められないとのことでした。血液検査の結果は肝臓も異常なしです。放射線治療などは有効ではないのでしょうか?このまま自然に任せる方が犬にとって幸せなのか迷っております。アドバイスをお願い致します。