だいじょうぶ?マイペット

肛門のう炎の傷が治りません。

質問カテゴリ:
性器の異常

対象ペット:
/ シーズー / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
大阪府 / うーちんさん (この方の過去の質問 1件)

 
2009/08/04 11:17

傷口が治る、破裂を繰り返し、治療三ヶ月目に入りましたが完治しません。
ご多忙のところ申し訳ございませんが、どうぞアドバイスをお願いします。

5月20日頃に肛門周囲から出血しました。
慌てて獣医さんへみてもらうと『肛門のう自潰』と診察され、抗生剤を出されただけで、数日飲ませていました。が、また、すぐに破裂と共に出血し、上(1時の位置)下(4時の位置)二つの穴が貫通してしまいました。
そこで二種類目の抗生剤に変えられ、洗浄と軟膏を患部に注入してもらう毎日が続いていまそた。
それまでにも何度か腫れ上がり、病院で洗浄・軟膏を塗るのを繰り返しで、ようやく6月末頃、赤みも引き、傷跡がカサブタ状態になり、ホッとしていました。
が、前日までなんの兆候もなかったのに、7月10日に上の穴が腫れていて、診察してもらい、針で患部を突くと、血がでてきました。
先生曰く、下の穴はにおい袋破裂が原因で、完治してきてるけど、上の穴は、破裂の際にできた傷口で、のう炎の菌に皮膚が感染しているかもしれない。二種類目の抗生剤は、のう炎にかかってた下の穴には効いたけど、上の穴はにおい袋破裂でできた穴なので、別物と考えたほうがいいかもしれない。なので、抗生剤を3種類目に変え、軟膏(ゲンタシンクリーム:シェリング・プラウ社製)を朝晩二回塗り、さらに病院で傷口を針で少し裂き、洗浄・軟膏を塗るといった治療を続けていました。
その甲斐もあり、傷口も内から治り始め、最後に傷口が塞がり、7月31日の診察を最後に経過観察となりました。

しかし、通院がなくなった4日目の今日、8月4日に経過観察中の穴が破裂し出血したんです。
これでやっと治るだろうと安堵していたので凄くショックで…
すぐに通院してた病院へ連れて行ったところ、今までの破裂時は深く広く穴が空いてたけど、今回は穴も浅く狭いので、また、しばらくは毎日、傷口を
針で裂き、洗浄・軟膏を塗る治療に加え、ステロイドの服薬もしたい。。との事です。
ステロイドは副作用が強く、人間でも使用を躊躇する声を多々聞くので、先生に尋ねたところ心配ないとのことでした。

先生の見解は、出血には、腫瘍・感染症・炎症が考えられるが…、
①腫瘍は肛門周囲にシコリもないので考えられない。
②感染症なら膿が混じるが血のみなので、考えられない。
③出血のみなので、傷口が炎症を起こしていて、治ったようにみえても、どこかで炎症が残っており、それが破裂し出血すると考える。
との事です。
それと、『すでに完治している下の穴(4時の位置)が今の症状なら、肛門袋が災いしているので手術を勧めるが、上の穴は袋から離れているし、袋の影響は考えられず、傷口の炎症で手術をした例を聞いたことがないので、手術をする必要があるのか考える。内科的治療にステロイド服薬があるので、それを今回加え、それでも破裂を繰り返すようなら当院としては手術しかない』とのご意見です。

違う病院へ行こうかとも考えますが、犬にしたら毎日病院へ行くだけでもストレスでしょうに、また、違う病院へ変えるとさらにストレスになるのでは?
それなら、今の病院なら犬も嫌ながらに3カ月も通院しているので慣れはあるでしょうし、先生も犬の状況をご理解いただいてるので、犬の負担は軽減されるのかと考えます。
先生にもセカンドオピニオンの事を相談したところ、これだけ治らないから、そう思われても普通だと思います。ただ、他医院へ行っても、処置方法は同じ場合が多いです。。とのことだったので、もう三か月も通院してる今の病院で完治させたいのが私の考えです。

先生も、手術をするまでの病気でもないし・・と言われてたのと、私も手術はぜひとも避けたいので、何かいい方法はないかと、御相談させて頂いた次第です。

通常なら2・3週間もあれば治るそうで、先生も、ここまで治らないのは初めてだと、頭を抱えている様子です。

完治させる手立てはないのでしょうか?
どうそ、アドバイスをお願いします。

追伸、犬は食欲もあり、体重の増減もなく元気に過ごしています。

大変な状況、ご心痛のほどお察しします。

少々気になったもので、書き込ませていただきます。

抗生剤の件ですが、種類を変える・増やす前に、
患部からの漏出物の細菌培養を行ったのでしょうか?
培養と抗生剤感受性検査の結果を踏まえて、
抗生剤の選択をしてもらうべきでしょう。
場所が場所なので、関係のない菌が混じる可能性もありますが、
破裂前に針を刺して採取すれば、
最小限の混入リスクでしょう。
今は破裂したのですから、表面をぬぐうしか出来ませんが、
それでも、闇雲に選ぶよりはよいと思います。

細菌などが関係しない免疫介在性の病気もあります。
一種のアレルギーのようなものですが、
ステロイドが必要になります。
ただ、この場合は、肛門周囲にランダムに発生しますから、
同じ場所ばかりで、これだけ繰り返しているのですから、
可能性は低いと思います。

肛門嚢が炎症と破裂を繰り返したため、
一部で袋の破れが起こり、
そこから1時の所まで、内容物の漏出がわずかに起こり、
炎症と破裂を繰り返しているかもしれません。
この場合は、肛門嚢を切除する手術が適切でしょう。

診察をしていないのですから、
これをセカンドオピニオンとは考えないようにして下さい。
あくまで参考とお考えください。
セカンドオピニオンは別の医師の見解を、
診察を受けて求めるものです。
治療をしてもらう事とは別ですから、
治療が同じだろうからと、
推測で断念する必要はないですし、
別の獣医師に診せたからと言って、
その獣医師に治療をゆだねる必要はないので、
意見を聞いたうえで、
今の獣医さんに治療をしてもらう事は出来ますよ。


投稿者 うーちん さん からの返答

橋本先生、ご多忙のところご回答くださり、本当にありがとうございます。
この治療中にフィラリアの薬を飲ませる精密な血液検査を行ったところ、特に問題なしとの結果でしたが、その後、破裂した時の血を顕微鏡でみたところ、白血球が多いとの事でした。
セカンドオピニオンをするにあたり、双方の先生に申し訳ないような気がして躊躇していましたが、橋本先生のアドバイスで、少し気楽に考えるきっかけをいただきましたので、そのようにしてみようと思います。
不安だった思考も、少し心強くなれそうです。
本当にありがとうございました。

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