野矢 雅彦 先生からの回答
こんにちは、手術を受けさせるのであれば、貧血の程度と尿比重、できれば血圧のチェックを術前に行い、程度が軽ければ数日前から入院点滴してから手術を行い術後も何日間か点滴をしてから退院させるようにしたらよいでしょう。貧血の程度によっては術前に輸血が必要かもしれません。重度の腎不全であれば手術は行わない方が無難です。ホルモン療法は受けさせたくないとうことでしたが、この子の場合には手術よりも格段にリスクが低いので適していると思われますので検討されてみてはいかがでしょうか。おだいじに。
2010/01/30 15:20 参考になった! 0
投稿者 きよしっくす さん からの返答
早々のご回答ありがとうございます!すごく悩んでいたのでとても参考になりました。
現在は貧血はないですが、尿の比重は1.023や1.026あたりです。
ホルモン療法のリスクが手術よりも低いようでしたら、それも念頭においておき、お教え頂いたことを元に次回の通院時に相談してみます。
どうもありがとうございました。
2010/02/06 03:20
今本 成樹 先生からの回答
今本です。
今後腎臓の検査を実施して、その状態を正確に把握する必要があると思います。この時期に何かの変化があるのであれば先天性疾患も考慮対象に入れないといけません。腎臓の細胞の変化などがないかも知りたいところです。これらを総合したら、手術に踏み切れないという判断も十分わかります。
担当の先生が無理とおっしゃるのであれば、その判断が最も正しいと思います。腎臓の数値が改善しても、その状態によっては手術ができないこともあります。麻酔のリスクと、今の状態を比較しながら経過をみるのがいいと思います。
2010/02/01 02:12 参考になった! 0
投稿者 きよしっくす さん からの返答
ご回答ありがとうございます。現在も発情が続き辛そうなので今後を考えるとストレスが腎臓に影響しないかなど不安がつきません。
腎臓の細胞の検査などは考えてみたこともなかったので大変参考になります。
そういったものはどこ病院でも調べられるものでしょうか。
保護した当時から同じ病院で見て頂いてますが血液と尿以外はまだ調べたことがなく、一度詳しい検査をしたいと思っておりました。
触診で腎臓が小さいとは言われております。
腎臓の検査についても次回通院時に相談してみます。
貴重なご意見ありがとうございました。感謝しております。
2010/02/08 02:12
腎臓疾患のある場合の避妊手術について
はじめまして。アドバイスを頂きたく、質問させていただきました。
生後9ヶ月の雌猫(ミックス)体重2.6キロ、完全室内飼育です。
生後2か月でネコ風邪にかかっているところを保護しましたが、治りが悪く入院にまでなりました。無事退院しましたが、腎臓の状態が良くなく現在月1回通院しております。
腎臓はおそらく長引いたカゼのウイルスの影響で機能が低下したと言われております。
成長期ということで腎臓の療法食にはまだ切り替えられず、現在の治療は毎日フォルテコールを半錠飲んでいるだけです。
体が成長しきれば食事も療法食にかえる予定です。
前回の月1の通院での検査で、クレアチニンの値が3.2でBUNが48でした。
かかりつけの病院では以前避妊手術について質問したところ(子宮の病気などを避けるためできれば早めにさせたかったので)腎臓の疾患のため全身麻酔のリスクから避妊手術はできないと言われておりました。
成長が少し遅く前歯の生えかわりも12月頃で、発情期もまだきておりませんでしたが、4日程前から発情期がきました。
猫を飼うのが初めてなので、発情期も初めて見ましたが、とても落ち着きがなく、眠そうにしていても鳴いたりと想像以上に辛そうでいたたまれなくなりました。
こちらで過去の質問を調べてもネットで色々読んでも発情のストレスは大変大きいので、できれば手術をという意見が大半で、このまま年数回の発情によるストレスが体の負担にならないか心配になってきました。
腎臓にもストレスが良くないと言われているのに、発情期のストレスで病気が悪化しないかとても不安です。
腎臓がこのような状態の猫はやはり避妊手術は受けられないのでしょうか?
受けられないなら発情期のストレスをできるだけ軽減する方法(ホルモン療法はできればしたくないです)など何かないでしょうか?
避妊手術と今後の発情のストレスを見合わせて、他の先生はどのような判断をされるか知りたく質問させていただきました。
どうぞよろしくお願い致します。