杉浦岳 先生からの回答
はじめまして。
発作を起こす疾患にはいろいろなものがあります。
一般的には血液検査で異常が見られなければ、CTやMRI検査を行うか、それが出来なければ診断的治療を行うと思います。
抗けいれん薬は、基礎疾患を治療しているわけではなく、発作の頻度を減らしたり、程度を軽くする為に投与します。投与を急にやめると発作が起きやすくなるので注意がひつようです。
投薬をずっと続けるか、徐々に減らして行くのかは、発作の原因や今後の状態により変わりますが、最低でも半年程度の経過をみて考慮することになると思います。
投薬が一生必要でも、発作を繰り返すよりずっと安心です。
うまく発作がコントロール出来ると良いですね。
2010/11/23 17:19 参考になった! 0
投稿者 さん からの返答
お礼が遅くなり申し訳ございません。
さっそくの回答感謝いたします。
MRIやCTは私の県内には設備がなく、関西まで行かなくてはなりませんので、残念ですが少し難しい手と思います。
一度飲み始めてしまったお薬ですので、状態をみながらコントロールしていこうと思います。
愛犬にしんどい思いをさせないように最善をつくして、健康に育ってくれることを祈るばかりです。
先生にご回答を頂き、大変助かりました。
ありがとうございました。
2010/11/30 05:19
薬の長期服用について
初めて質問いたします。
今年の8月生まれのラブラドールの男の子ですが、10月29日午後10時頃、ひきつけを起こしました。手足が硬直し、口がガクガクとなり、よだれが泡のようになって、失禁しました。意識はあり、時間は10秒程度。室内飼いで、光や音など特に何かがひきがねになったとは思えず、急にひきつけました。
元気はあり、食欲も旺盛で、排泄にも問題はありません。
翌日午前11時頃、2度目のひきつけをおこしたので、病院へ行き、腹部のレントゲンを撮ってもらった結果、胃には散歩中に食べた石が沢山あったものの肝臓の大きさに異常はありませんでした。
血液検査をしてもらい、その結果アルブミン数値が2.0と、低すぎるから肝機能障害かもしれないという事で後日詳しい血液検査をする事になりました。
翌10月31日に3回ひきつけをおこし、同じ症状で時間は30秒~1分程度。そのうちの1回は就寝中に突然なり、ひきつけが落ち着いた後は寂しそうにクンクン鳴いて、時に遠吠えの様な泣き声を出し、お水を沢山飲みました。
11月1日胆汁の数値を調べる為に採血をし、ひきつけの回数が多いという事でフェノバールを1日2回1/4錠服用で処方していただいたので夕方から飲ませ始めました。
それからはひきつけはなくなり、8日後検査結果がでました。結果は胆汁に異常なしということで、てんかんだろうと診断されました。
それから毎日フェノバールを飲ませていますが、1度飲み始めると一生飲み続けなければならないと先生に言われましたが、最初に処方された時にはその説明がなく、もう飲むのをやめられないと分かってショックを受けました。
本当に一生飲み続けなければならないのでしょうか?ひきつけは一時的なものでてんかんではないとは考えられないでしょうか?
もし、てんかんではなく一時的なけいれんであったとすれば、てんかんではないのにフェノバールを飲み続ける生活はかわいそうに思うのでなんとかならないものかと考えております。
少しずつ量や回数を減らして様子をみるというのは危険なのでしょうか?