是松 壮一郎 先生からの回答
こんにちは、kapikapi45さん
カピ君、大きな怪我にならずによかったと思います。
しかしながら、精神的には大きな傷がついてしまったようですね。
こういったときにどう対処すればいいのか、飼い主さんとしては悩むと思います。
しかし、今の段階で無理にドッグランに連れて行ったり、他の犬と触れさせることはあまりいい結果をもたらしません。
特に、嫌がるカピ君のそばで飼い主さんが「怖くないよ?」などと声をかけながら他の犬のそばによることは、カピ君にとっては飼い主さんが「警戒音」を出しながら、「敵対する対象」に近づいていくという混乱する状況となります。
また、散歩もテリトリー外の緊張する場所を「襲撃される恐怖」と闘いながら歩くということですので、とても緊張しているでしょう。
これらは、「恐怖を忘れさせる」体験ではなく「恐怖を強化させる」体験になります。
今はあまり積極的に外に連れ出すのではなく、家で落ち着いて過ごさせてあげるべきだと思います。
また、外で他の犬や友好的な犬にあったとしても、無理に飼い主さんが声をかけて触れ合わせるのはやめて、カピ君が相手の犬に興味を示すまでは相手の体の届かないところ(カピ君が退避できる距離がある状態)でしばらく様子を見ていく程度で十分だと思います。
今一番大切なのは、飼い主さん家族としっかりした信頼関係を築き直すことだと思いますので、「社会性をつけなきゃ」とあまり思い悩まないように、ゆっくりと過ごしてあげてください。
参考になれば幸いです
どうぞお大事になさってください
2011/03/08 10:03 参考になった! 0
投稿者 kapikapi45 さん からの返答
とても参考になるアドバイスありがとうございます。
カピの小さな心を考えながら少しずつ前に進めるようにしていきたいと思います。
専門家の先生のお話で私自身の焦りもなくなりました。ありがとうございました。
2011/03/15 10:03
中型犬に噛まれていらい極度の臆病に・・・
はじめまして。
アドバイスしてください。チワワ7ヶ月 男の子です。
12/28に中型犬に首を噛まれました。旅行先でしたが近くに病院があり、すぐに処置して頂いて幸い後に残るケガではありませんでした。
事故直後は家族も寄せ付けないくらい怯えて触ろうとすると噛み付こうとするほどでした。1週間ぐらいで少しずつ心を開いてくれたようで大好きなボール遊びをするようになってくれて、今では家の中では元気よく家族と遊び食欲もあります。
しかし散歩は怯えながらシッポは下がりっぱなし・・・少しでも車やバイク人の気配がすると縮こまってしまいます。「大丈夫だよ」と声を掛けながら
散歩も少しずつですが軽快に歩くようになってきています。
でも犬と出会うと極度に怯え同じチワワや小型犬でも、おしっこを漏らしてしまうほど怯えてしまいます。他人に対しても恐怖心からくるのか吠えたり噛み付こうとします。
事故前は多少臆病ではありましたが、誰に触られても平気で小型犬には興味を示していました。
事故から2ヶ月たちました。極度の臆病と他人への警戒心は治ることはないのでしょうか?
リハビリなどあったらアドバイス下さい。
私もですが、以前はどんな犬でも大好きで大型犬でも平気で飼い主さんに声を掛けて触らせて頂いていましたが、今ではカピより少し大きいと怖いと感じてしまい「逃げよう、守らなきゃ」と思ってしまいます。
主人は過保護になりすぎている、少しずつ犬がいるとこで慣れさせないと治らないと言いますが、怯えているカピを見ると無理にドッグランで他の犬の近くに行かせる事がいいことなのか疑問に思ってしまいます。
散歩でも出来るだけ犬を避けているのですが、触れ合わせたほうがいいでしょうか?
長くなりましたが、アドバイスお願いします。