だいじょうぶ?マイペット

抗がん剤治療について2

質問カテゴリ:
その他

対象ペット:
/ マルチーズ / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
北海道 / tarosさん (この方の過去の質問 1件)

 
2014/12/03 16:59

以前質問させていただいた、オス(去勢済み)、2歳、猫白血病陽性の猫についてです。
縦隔型リンパ腫である可能性が高いと診断を受け、抗がん剤治療を現在も継続中です。
今後の治療について再度アドバイスいただければと思います。

以下がこれまでの経過と治療内容です。

○7月下旬よりプレドニゾロン単独で服用(1週間程度)。腫瘍は小さくならず。白血球数は増加。

○8月上旬よりCOPプロトコールによる抗がん剤治療を開始(オンコビン/週1点滴、エンドキサン1/3錠/週3投薬、プレゾニドロン5mg/1日1~2錠)。
上記の内容を2回実施し、腫瘍はほぼなくなったが、白血球数が3000以下に減少(ただし、抗がん剤治療前から3000以下)

○12月現在まで、白血球数が少ないため、オンコビンは使用せず、エンドキサン1/3錠/週3投薬、プレゾニドロン5mg/1日1錠の投薬を継続。その他、セファランチン1mg/1日2錠、胃薬/1日1錠を服用。

治療を開始しておよそ4か月ですが、現在も腫瘍は大きくなっておらず、主治医からは部分寛解といってよい(レントゲンでこのあたりがちょっと怪しいかな、という程度)とのことで、元気で食欲もあります。また、血液検査では、治療前より赤血球数が若干減少していますが、大きな変化はなく、白血球数も2000~3000の低空飛行で安定しています。

主治医からは、肝臓や腎臓の数値が悪くならない限り、上記の投薬を続けたほうがよいといわれています。
ただ、私としては、肝臓等が悪くなる前に減薬していき、薬なしで寛解状態が維持できないだろうか、という思いがあります。

そこで質問ですが、
○上記の投薬を今後も続けるのが妥当でしょうか。また、個体差はあると思いますが、どれくらいの期間服用しても問題ないものでしょうか。
○血液検査の結果が安定している、ということは、現在の薬(プレドニゾロン、エンドキサン)があまり効いていないという可能性はないでしょうか。
○今後再発した場合、長期服用によって抗がん剤の効きが悪くなるといったことはないでしょうか。

当初、積極的な治療ができなかったことや、猫白血病ウイルスを持っていることから、ここまで元気でいてくれると思っていませんでした。とても生きる力の強い子だと思っています。なので、なおさら薬を減らしていきたい、薬なしで元気な状態が維持できるのではないか、という思いがあります。

アドバイスの程、よろしくお願いいたします。

治療がここまでうまく行っているようで、いいですね。
ご質問にわかる限りでお応えいたします。

基本的にリンパ腫は「治る」ことはなく、いかに腫瘍が小さく、収まった状態を維持するかが重要です。完全寛解(どこを探しても腫瘍が見つからない)場合には、抗がん剤の治療を一度ストップして再発した場合に再度抗癌剤を投与する方法もあります(そうではなくずっと続ける方法もあります)。しかし部分寛解(元よりも小さくなったけどまだ腫瘍が見つかる状態)では、治療をやめるとすぐに症状が進行してしまう可能性が高く、治療をストップすることは難しいでしょう。検査で腫瘍が見つかる大きさの最低は直径1cm程度と言われていますが(それより小さいと見付けられない可能性が高い)、その大きさのしこりの中には10億個の腫瘍細胞が存在すると言われています。

というわけで、レントゲン検査で怪しい部分があり「部分寛解」という判断なのであれば治療を続けるのが通常だと思います(その他に副作用の状況などによって変わります)。どのくらいの期間服用しても問題がないのか、というのは、定期的な身体検査や血液検査などで副作用が出なければいつまででも問題ないでしょう(今のお薬の組み合わせであれば)。

血液検査の結果が安定しているということはむしろ現在のお薬が聞いていると考えていいのではないでしょうか。すみませんこの部分だけ質問の意味がよくわかりませんでした。副作用が出ていないようだから効いていないのではないか・・・という意味であれば、副作用と薬の効果は全く無関係で、副作用がないけど効果が出ることもあれば、副作用が強いけど効果が全くないこともあります。

抗癌剤を使用していれば、いずれそのがんに対して効き目がなくなってきます。そのため完全寛解できている場合は一旦治療を終了し、再発した場合同じお薬が使えるように備える場合もあります。部分寛解の場合はその状態を維持するために今の薬を続けるのか、それともよりよく効く薬を求めてその他の抗癌剤を試すのかを考えることになります。ただ一般的には最初に選択して使うお薬は最も期待できるお薬を選択する場合が多く、それが効いていないと判断した場合の第二選択、第三選択のお薬は、一般的な効果や副作用の点では不利なことが多いです。

いい状態が少しでも長く続いて一緒に生活できるといいですね。頑張ってください。

投稿者 taros さん からの返答

お礼が遅くなり、大変もうしわけありません。
やはり薬は継続したほうがよいのですね。
薬を嫌がる猫に、もしかしたらもう必要ない薬を与えて、逆に少しずつ体を悪くしているのでは、という不安があったのですが、
状態が安定しているということは薬が効いていると考え、前向きに投薬を続けていきたいと思います。
どうもありがとうございました。

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