黒田 佳之 先生の過去の回答履歴一覧|2ページ目
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- 質問カテゴリ:
- ケイレンをおこす
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
はじめまして。黒田と申します。
キックちゃんの発育状態はいかがですか。小肝症があり発育不良でいつもからボーとして特に食後に症状がひどくなるということがあれば門脈シャントを疑うのですが…。食後の胆汁酸値には疑問が残りますが、アンモニアの数値も正常値ですし症状からして門脈シャントではなさそうな気がします。
喜んで興奮していた時に突然腹ばいになったような感じで痙攣をしたとありますが、全身をつっぱってがたがたするような痙攣ではなく、どちらかというとぐにゃっとする感じで目は開いていて意識はあるのに立ち上がれない状態になったのではないでしょうか。数分後うそのように元気になったとありますがこれは脳の病気でナルコレプシー(脱力発作)という病気ではないでしょうか。非常に珍しい病気で脳の睡眠、覚醒システムの特発的障害で嬉しくて何かしようとした時に突然力が入らなくなり虚脱してしまう病気でいつ起こるかわかりませ...2006/03/01 20:28 -
はじめまして。黒田と申します。
ご質問の内容から問題となるのは血尿を繰り返すということと元気でよく食べるわりに痩せているということですね。
検査の結果ストルバイトや他の結石もないし腎不全や糖尿病もないと仮定させていただきますね。ストルバイトがうまくコントロールできているのに血尿を繰り返すということであれば次に膀胱腫瘍を疑い、エコー検査や造影X線検査をしたり尿沈渣を調べたりします。頻尿を伴わない血尿であれば腎からの出血が疑われます。
高齢で怒りっぽく食欲が旺盛なのに痩せているというお話からは甲状腺機能亢進症が疑われます。多飲多尿はないでしょうか。甲状腺の腫れがないからといって除外できませんので疑わしい場合は甲状腺ホルモンの検査が必要となります。
ただ17才ということですので病気がわかっても積極的に治療するべきかどうかは慎重に考えてあげてくださいね。かえって寿命を縮める結果になることもあり...2006/03/01 13:05 -
たっちゃん。はじめまして。黒田です。
現在鼠径部にとどまっている睾丸(精巣)は未発達でもう片方の睾丸より小さくて軟らかいのではないでしょうか。腹腔内の停留精巣(お腹の中にある)の場合は若い年齢でも腫瘍化することが多々あり発見も遅れることが多いためできるだけ早期に開腹手術による去勢手術をお勧めしていますが、鼠径部の場合は触診が可能ですので、去勢手術を希望されない場合はあえて早期に手術をする必要性はないと思われます。
日頃から触っていて硬くなってきたり大きくなってきた場合に手術を受けていただくということで十分対応できるものと思われます。
それから麻酔に関してですが全身状態が良好で循環器にも異常がなければ1.2kgの小さなワンちゃんでも問題はないと思います。
おだいじにどうぞ。2006/02/26 21:04