栗尾雄三 先生からの回答
獣医師の栗尾と申します。
どこまで頑張れるかということですが、
状況的には、もしかしたら数日かもしれませんし、数週間かもしれません。さすがに1年以上というのは厳しいような気がします。
こればかりは、なんとなくという印象なのですが、おそらく、長くはないと想定はされます。
持病はあるが、老衰という感じかもしれません。呼吸がゆっくりになったり、不安定になったり、老衰の子の特徴かもしれません。
できることは、寄り添ってあげること、食事を与えること、排泄の管理をしてあげることなど、基本的なことだけかと思います。治療というのも限界がきている状況なのかもしれません。
何より、肺水腫を経験した子は半年~1年程度しか生きることができないとも言います。その中で、17歳を迎えているというのは、とてつもない生命力だと思います。よく頑張ってくれています。本当に飼い主孝行というか、素敵な子だなと思います。
それでも、どうしても、いつかは終わる命です。あと、できることと言えば、長く一緒にいてくれて、楽しい時間をともにできたことの感謝を伝えていただくことだと思います。できたら、耳が聞こえるうちに伝えてもらえると、喜んでもらえると思います。
もちろん、注射などをしていくことも大切なことです。それに合わせて
、「ありがとう」の気持ちを伝えてみてください。
どうぞよろしくお願いいたします。
2024/06/06 17:58 参考になった! 0
投稿者 sako さん からの返答
栗尾先生
ご回答いただきありがとうございました。読みながら涙が溢れて止まりません。
何をやっても苦しませてしまうのではないか、何が正しいのか他にできることはないのか、この数週間ずっと考えながらいたので、できることは基本的なことだけと言っていただいてこれでいいんだと思うことができました。
あとどのくらいかその日がくるまで、ありがとうの気持ちを伝えながら、ゆったりと過ごせるようにしてあげたいと思います。
素敵な子だと言っていただき、本当にありがとうございました。
2024/06/06 19:17
再び 栗尾雄三 先生 からの回答
ご連絡ありがとうございました。
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https://www.homemate-research-pet-clinic.com/dtl/10000000000000125018/
2024/06/06 20:41
老犬の呼吸等について
もうすぐ17歳になる老犬です。
12歳で僧帽弁閉鎖不全症からの肺水腫になり、投薬治療をしてきましたが、昨年6月、12月と2回目3回目の肺水腫、昨年は度重なる眼振と次々と体調を崩しながらも、ご飯を食べ散歩をして通常の生活を送ってきました。
今年2月頃から食欲低下、4月中旬に急性腎不全になり持って1週間と言われました。
そこから、食べられるものがなくなり、人間が食べるもので食べたがるものを食べるだけ与えながら、心臓の投薬もできず2ヶ月近く経過しました。
寝たきりになりましたが、意識はしっかりしていて、お水や豆乳でのばしたチーズ蒸しケーキやパウンドケーキ、りんごのすりおろし、鶏肉などを1日数回に分けて少しずつ食べています。
固形物はほぼ飲み込めず、食べた後はグッタリしています。
強制給餌やお薬の投薬ももうしておりません(お薬が入っているとわかると受け付けないため)
ここのところ横になっていると大きな呼吸をしています。胸やお腹が大きく膨らんでハッと一気に吐くような呼吸で、早くはありません。
喉を伸ばして上を向くような姿勢も取ったりします。
酸素室のレンタルもしていて、苦しそうな時にはマスクを口の近くに置いています。
オシッコも1日1回くらい、間隔も18時間くらい開いています。
かかりつけ医の先生には、もうできることは利尿剤や吐き気止め、痛み止めなどの注射だけしかないと言われています。
この状態でどこまで頑張れるのか、今どんな状態なのか、何かできることはありますでしょうか?