だいじょうぶ?マイペット

膀胱結石

質問カテゴリ:
尿の異常

対象ペット:
/ マルチーズ / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
--- / 非公開中の会員

 
2005/11/26 17:32

はじめまして。
11月19日に血尿が出た為、新しく開業した病院に行き、レントゲンで膀胱に結石があると言われ、一週間抗生物質を一日一回半錠飲ませ、出して頂いたエサで食事療法をしました。そして、今日受診したところ石が溶けていないと手術を勧められました。手術は他の病院でするかもしれないとの事。今後、石は絶対に溶ける可能性はないのでしょうか?血液検査とかはしていません。薬、食事療法でもう少し様子を見る事は不可能でしょうか?家から出た事のない子なので、出来るならもう少し家で治療させたいのです。
  どうかご意見をお願い致します。

こんにちはhideさん。
Sunちゃんの膀胱結石心配ですね。
実際に診察等していないので、はっきりした事は言えませんが、現在全身状態が落ち着いているようであれば、療法食で結石の融解を待ってもいいような気もします。
結石のサイズは、超音波エコーでの測定でしょうか?それともレントゲンでの診断でしょうか?
レントゲンでの診断の場合、サイズの測定は、レントゲン撮影の特性上若干不正確となります。
1週間での判断はちょっと早いような気もしますが、その他にこれ以上結石の融解を促す処方食の給与にリスク(危険)が認められたりといった事があるのでしょうか?
もし現在かかられている病院だけで手術を決めるのは不安なようでしたら、他のエコーの設備のある病院で診察を受けられてもいいと思います。
お大事に。

投稿者 さん からの返答

是松先生、早速の お答え有り難うございます。
結石はレントゲンのみでの結果です。sunは
病気とは思えないくらい元気で、食欲もいつも以上にあります。おしっこも多くなりましたし、すこぶる元気です。今日の診察で、血液が少し混じっていました。
先生は、どうしても手術を勧め、私から一週間後の結果まで待って頂いたのです。
是松先生の仰る様に他の病院に行ってみます。避けられるならsunの為にも手術は嫌ですから。
少し安心しました。本当に有り難うございます。

難しい判断になりますが、結論から申し上げると私でも手術をお勧めします。確かに、食餌療法を一週間で結論付けるのは早計かと思いますが、まず食餌療法では、この先も困難と判断されたのでしょう。この先今までのように食餌療法で消失する可能性もありますが、かなり長期に渡るでしょう。お気持ちもわかりますが長期間膀胱内に遺物が存在することのデメリットと手術を行うリスクを負うデメリットを比較しても手術が第一選択です。膀胱結石の手術は、決して難しい手術ではありません。いづれにしても急は要しませんので、決断が困難であれば、もう少し様子を見て、あまり変化がないようでしたら、そのときにもう一度考えられてはどうでしょうか?もし現在の担当の先生で心配のようでしたら、別の先生に診てもらって、不安な気持ちをお伝えしてみたらいかがでしょう。腕に自身のある先生でしたら、きっと手術に対する不安を取ってくれるはずです。それと膀胱結石の生成には、尿性状が深く関与しています。手術後も食餌療法は続けられたほうが良いでしょう。

投稿者 さん からの返答

佐羽先生、お返事有り難うございます。
現在の先生はやさしそうな先生で、sunの為にも あまり何軒もの病院には行きたくないのですが、設備、人手の部分で少し離れた病院での手術になる可能性と聞き不安があるのです。
手術の状況は先生から説明を受けてます。
いずれにしても別の病院に行ってみる予定です。
大切な生命を守る為に一番良い結果になるよう様子を見守って行きます。
 貴重なご意見有り難うございました。

hideさんこんにちは。
膀胱結石ということですが結石の種類により治療(食餌療法)は変わってきますのでどの種類の結石かを鑑別することが大事です。
レントゲンに写る結石だと言うことですので恐らくストラバイト結石だと思いますがそうであるならば処方食での治療が可能です。
ストラバイト結石の診断がついた場合第一選択はs/d(hills)が最適です。普通食餌療法での結石溶解には数ヶ月を要しますので1ヶ月単位でのレントゲン検査で結石の状態を観察します。


結石の大きさや膀胱炎の状態、全身状態によっては手術によって結石の除去も考えなければならないので一概には言えませんが結
石によっては食事療法だけでの治療も可能です。
他の結石の場合でも食餌療法が可能なこともありますので、まず尿検査によって結石の同定を実施して(顕微鏡検査で可能、詳しい検査は検査機関があります)からどうしていくかを決めればよいと思います。

大事なことは今後のことも含めて長いスパンで考えないといけないのでできたら先生とよく相談して治療方針を決めていかれればよいのではないでしょうか。

投稿者 さん からの返答

中川先生、少し気が落ち着くお返事有り難うございます。
今日が尿検査初めてでした。細菌はなく、石が剥がれて来てないので手術と言われ、私も頭が真っ白になりました。
どちらにしても、緊急ではないとの事で、来週再度、尿検査して貰える様お願いをしました。
何としても切らずに済むなら、家で食事療法が可能ならそうしてあげたいのです。
中川先生のお話を お聞きして少し気持ちが落ち着きました。
手術も頭に入れながらもう少し様子を見て行きたいと思います。

本当に有り難うございました。

こんにちは。診察をしていないのではっきりしたことは申し上げられませんが、元気食欲ともにあり、尿検査やその他検査でどうしても早く手術をしなくてはならないという状況でない限りは、すぐに手術というのは私は賛成できません。尿道閉塞を起こし排尿できない場合と結石で膀胱が満たされている場合はすぐに手術を行いますがそうでない場合は内科的治療をしながら様子を見ます。なぜならば、膀胱結石は体質が原因でなる病気ですので、食餌療法のあまり効果のない結石であった場合には摘出しても半年も経てばまた結石ができてしまうのでその度に手術をすることになり身体に負担をかけるからです。まずは結石の種類を特定し全身状態と膀胱の状態をよく把握すべきです。結晶が検出できないときはとにかく尿検査をこまめに行い、結晶を探します。ポイントは尿を採るときに排尿の最初と最後の尿を採ることです。また、女の子なので結石が尿と共に出てくることがありますので気付いたら病院に持って行きましょう。どうしても結晶が特定できないときは尿のpH等から推測して療法食を選び、数週間毎に超音波で結石の大きさを測定しその変化から結石の種類を推測することもあります。結石に適合した治療食を選択しなくては結石は大きくなるばかりです。また、よほど小さくなければ1週間では結石は小さくなりません。手術すべきか他の病院でも診察を受けられてみてはいかがですか。お大事に。

投稿者 さん からの返答

野矢先生、心強いお返事有り難うございます。
私自身、病気の事は良く解りませんが短期間の治療で緊急ではないのに手術とは少々納得がいかないのが正直な気持ちです。
内科的に治療が出来るなら sunの為にも家族の為にもそうしてあげたいのです。
現在の先生からも体質だとお聞きしました。今後、毎回手術にならない為にも全てを含んで他の先生にも診て頂こうと思います。sunにとって一番良い方向に行くことを願ってます。
的確な診察法まで教えて下さって本当に感謝致します。少し安心しました。

大きさと状態によりますので、これは何ともいえません。
結石の種類は何なんでしょう。おそらくストラバイドだと思いますが、結石表面がイガイガしているのであれば、早い手術をお勧めしますし、表面がつるつるしていれば、様子を見ることも可能かと思います。
尿の性状が、溶ける性状にコントロールされているのですか?
この判断は、やはり診察しているものでなければ分かりません。
ここの先生を信頼していないわけではないのでしょうから、手術と結石に関する件を、セカンドオピニオンをとってみたらいかがでしょうか。
うちも、判断でオーナーさんが迷うような手術や、命にかかわるような重篤な病気の場合、こちらからセカンドをとってみるのも選択肢である旨を伝えるようにしています。

投稿者 さん からの返答

伊東先生、有り難うございます。
結石はイガイガなのかツルツルかは、聞いてませんし、大きさも特に大きいとは聞いていません。
薬は抗生物質と、phコントロールと書いてあるエサだけです。
今まで行った検査は、レントゲンと昨日の尿検査です。
家のトイレを見る限りでは血尿ではなさそうです。昨日病院で採った尿に少し血が混じっていました。採取した尿に石は出ておらず手術を勧められました。溶けない石なのかも、、、との話でした。
完璧に溶けない石だとすぐに判断付くものなのでしょうか?決して現在の先生を疑ってる訳ではないのです。
ただもう少し状況を見る事は出来ないのかと思うのです。

沢山の先生方のお話をお聞きして考えたいと思います。他の病院に行くことも含め貴重なご意見に感謝しています。

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