北森 隆士 先生からの回答
肛門嚢の自壊、肛門周囲腺腫、肛門周囲腺がんなどが考えられます。
麻酔のリスクは、聴診、内臓機能検査、心電図検査、血液性状検査、出血時間の検査などの結果から、総合的に考えるべきで、高齢であるというのは直接のリスク要因にはなりません。後悔のないように、そのあたりを、もういちど、担当の先生とお話した方が良いと思います。
また、コレステロールのお話ですが、ヒトとウサギ以外はコレステロール耐性なのです。つまり一般的な食事で管理している限り、イヌで持続的な高コレステロール血漿は、肥満よりも、甲状腺機能低下症、副腎機能亢進症などのホルモン性疾患をまず疑はなくてはいけません。
2005/12/30 14:14 参考になった! 0
投稿者 さん からの返答
年が明けたら、もう一度病院に行って詳しく話しを聞ききに行こうと思います。
このまま、悩んでいているばかりではますます症状が悪化するだけですよね。
2006/01/06 02:14
伊東 彰仁 先生からの回答
確かにご心配は分かります。しかし、放置しても進行するだけですし、そうなると肛門にも影響し手術しても、排便に障害を残すことになりかねません。肛門周囲腺種は、男性ホルモンの影響するところが大きく、去勢はお勧めです。文面からすると、おそらく、前立腺肥大も伴っているのでしょうね。当院では、去勢避妊を除くと、6割程度が、10歳以上の手術です。
2005/12/30 14:22 参考になった! 0
投稿者 さん からの返答
年が明けたら、もう一度病院に行って詳しく話しを聞ききに行こうと思います。
このまま、悩んでいているばかりではますます症状が悪化するだけですよね。
2006/01/06 02:22
井上 平太 先生からの回答
はっきり申しますと早めに手術をしませんと、後々もっと高齢になってから結局手術をせざるを得ない事になったり・既に危険で出来なくなったりします。
人間にたとえるなら私が60歳で病院に受診し、せっかく早期発見の腫瘍が診断されたのに、ちょっと生活習慣病の疑いがあるだけで手術をしてもらえなければ、どんなにかがっかりする事でしょう。
大体の場合は、虚勢手術をすれば肛門周囲腺種は再発しずらくなりますし、前立腺肥大による血尿も治まります。ただし、可能性はかなり低いですが、病理診断検査結果によっては、残念ながら悪性の場合もあり得ます。
肛門腺の腫瘍は非常に症例数が多く、効果的な治療法がわかっている数少ない腫瘍です。あなたに強要は出来ませんが、私の友人の犬であれば、勇気を出して手術を受けるように説得いたします。もう一度今のマロちゃんの病態を詳しく聞き、本当にリスクがあるのか・あるとしたらどういうリスクなのか。危険性はどの程度なのかをあなたが理解する事です。
厳しい事を申し上げてごめんなさい。お大事にしてください。
あわてなくてもよいでしょうから、年末年始の間によく考えてよい結果を出してください。
2005/12/30 22:13 参考になった! 0
投稿者 さん からの返答
年が明けたら、もう一度病院に行って詳しく話しを聞ききに行こうと思います。
このまま、悩んでいているばかりではますます症状が悪化するだけですよね。
勇気を出して手術する方向で話し合いたいと思います。
2006/01/06 10:13
手術をするか迷っています。
はじめまして。
11歳位になる雄のシェルテイー犬を飼っています。
3ヶ月前あたりから、肛門にイボのようなできものができ、それが破れて血が出ました。びってくりして、すぐに病院にいった所、肛門腺腫瘍??で、すぐに手術をした方がいいと言われました。しかし、年だし、少し肥満傾向であるので、麻酔に心臓が絶えられるか心配です。もし麻酔が原因で万が一の事があったら・・・と思うとなかなか決心が出来ません。
一応健康診断も兼ねて、血液検査と、エコーを行った所、肥満傾向でコレステロール値が高いと言われました。肝臓も少し腫れてるし・・・
ますます、不安になりました。悩んでいるうちに3ヶ月が経ちました。こんなにほっといて大丈夫でしょうか??
ちなみに、去勢もした方がいいとも言われました。昔血尿が出ています。(その時は薬で、落ち着きました)
長文になりましたが、宜しくお願い致します。