だいじょうぶ?マイペット

右前足をひきずります

質問カテゴリ:
手・足の異常

対象ペット:
/ 柴犬 / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
埼玉県 / ロビママさん (この方の過去の質問 1件)

 
2006/02/03 14:18

10日ほど前に、特に寝起きに右前足をひきずるようになり、2,3日しても治らないので、かかりつけの病院でレントゲンをとってもらいましたが、骨や関節には異常はないとのことで、痛み止めの薬を5日分いただいて帰りました。しばらくは散歩も排泄のみにして安静にしていました。ちなみに外に出すと足をひきずっているのは、ぱっと見てはわからないような感じです。その後完全ではないのですが徐々にひきずりかたも少なくなってきたので、ストレスがたまっていることもあり、昨日は少し長めに散歩をさせ、走りたがるので少し走らせたりもしました。そうしたら、また昨日の夜から寝起きにかなり足をひきずるようになり、今日に至ります。触っても痛がる様子はないのですが、また安静にして様子を見た方がよいでしょうか。こういった症状の場合、骨や関節以外ではどういった病気が疑われるのでしょうか。よろしくお願いいたします。

一般の方の場合、引きずるとかびっこを引くといった場合、あまり仕分けはせずに、全部一緒の表現になってしまうので文章だとよく分かりません。診ればどういうびっこ(跛行といいます)かすぐに分かるのですが。
本当に引きずっていると仮定してお話すると、引きずっている足の裏が下を向いているか上を向いているかによって分けられます。
下を向いている場合、反射は正常なので、持ち上げると痛みがあるいわゆる、懸垂肢跛行という状態です。この場合片関節以上の部位(片関節、肩甲骨、周辺の筋群など)に病変があることが多いのです。
上を向いている場合、甲を下に擦っている状態になります。この場合筋肉や骨ではなく、神経の麻痺です。末梢神経の断裂や、脊髄の異常などが考えられます。
持ち上げている跛行はまた違っています。足をつくときに痛みがあるので負重が出来なくなっています。いわゆる支柱肢跛行と呼ばれているもので、病変が上腕骨以下にあり、常時疼痛のためつこうとしないもの(骨折や関節炎、筋離断など)から、ついたときに痛みがあるため、ついている時間が対側に比べて短くなるもの(軽度の関節炎、軽度の捻挫、足裏の異常など)があります。
どれに当てはまるかにより、検査も治療も、診断の視点までも変わってしまいます。このことを踏まえて、出来ればあらためて質問してください。

投稿者 ロビママ さん からの返答

大変詳しく分かりやすい説明をしていただき、有難うございます。また、こちらの状況を詳しく説明できずに申し訳ありませんでした。我が家の犬の場合は、寝起きなどに右前足を持ち上げていることがありますが、常時ではなく、そのうちに軽いびっこながら普通に歩きます。散歩などの時は、人目にはおそらくわからない程度です。ただ、室内ではびっこを引くことが多く、10日程続いているので心配になりました。昨日薬もなくなったので、もう一度かかりつけのお医者様に相談したところ、最悪の場合腫瘍などができる病気であることも完全に否定はできないけれど、中型犬でまだ若いので、まずは捻挫や軽度の関節炎という方向性でしばらくは痛み止めの薬と安静で治療していきましょう、とのことでした。軽い病気であることを祈りつつ様子を見ていこうと思います。本当にありがとうございました。

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