伊東 彰仁 先生からの回答
副腎皮質に腫瘍がありそれに伴うクッシングの場合、摘出してから、後の経過を観察して治療に入ります。
下垂体前葉に腫瘍がある場合もあります。
クッシングの場合1次性と2次性があり、下垂体前葉から出るACTHが過剰な場合と、副腎皮質から出るコルチゾールのみ過剰な場合とがあり、これによっても治療が変わることがあります。
一般的な内科療法としては、O,P’DDDという薬を使います。
完治は難しく、維持療法が主体となります。
治療しないと命にかかわる病気です。
2006/05/16 14:36 参考になった! 0
投稿者 くろすり さん からの返答
ご回答ありがとうございました。伊東先生のご意見を参考に、主治医の先生とよくお話をして、ジャックが少しでも長く少しでも良い状態ですごせるようにしたいと思います。ありがとうございました。
2006/05/23 02:36
クッシング症候群の治療方法を教えてください
甲斐犬の雑種です。先日血液検査でクッシング症候群と診断されました。今まで副腎皮質ホルモンの薬やステロイドを服用したことはありません。状態はよく、やたらに食べたがることと、体力が多少落ちてきたように見えることを除けば特に異常はありません。体重は現在19.5Kgくらいで、一応あばら骨に触れるくらいの太り加減です。やせてきてもいません。また、胸部と腹部のレントゲンでは異常は認められませんでした。
主治医の先生からは、副腎皮質ホルモンの分泌を抑えるような薬を服用して状態を維持する方向で、とお聞きしましたが、クッシング症候群の治療法としては、そのような方法しかないのでしょうか?この病気は完治は難しいものなのですか?
以上、よろしくお願いいたします。