縄田 龍生 先生からの回答
質問は何でしょうか?
良質なフードであれば良いと思いますが、脂肪や蛋白質の含量を知りたいというのは手作りフードの為ということでしょうか?
いままで食べていた食餌が何なのか(良質のものか、粗悪なものか)により、いまから何を食べさせてみたらよいかが変わると思います。
良質なフードで度々腸炎を起こすようなら病院食に変えてみてはどうでしょうか?
(追加)
膵炎の確定診断は非常に厄介です。人でも確定診断のつけやすいものつけにくいものがあると思います。
TLIは膵外分泌不全の診断に用いますが、膵炎の診断にも、補助的に参考にする場合もあります。(膵炎の診断は難しいので色々な検査結果から推測していきます。)
アミラーゼの上昇は腸炎でも起きます。
良質の蛋白質は肝疾患の子だけでなくすべての子に必要です。ユカヌバは良い食餌だと思います。肝疾患用処方食は肝機能の低下した子には必要ですが、肝酵素が高いというだけの子には特別必要とは思いません。
何故シニアを与えているのかは分かりませんが、ユカヌバのメンテナンスで十分だと思います。
『ユカヌバは油が多いので油分の取りすぎだった・・・』とありますが、これについては????です。
ハンドラーの方が言っていたんでしょうか?
『パピヨンに詳しいプロ』=食餌に詳しい???
ユカヌバは世界で認められているフードの一つです。アメリカの栄養学者やそれに携わる獣医師達が適量だという脂質量を、私たち素人が多すぎると言えるだけの情報を私は持っていません。
2006/06/09 10:55 参考になった! 0
投稿者 さん からの返答
お返事有難うございます。
今まではユカヌバのシニアを使ってました。
これはパピヨンに詳しいプロ(ショーのハンドラー)の方からのアドバイスです。
便も硬く、嘔吐もなく何の問題もなかったのですが、急に激しい嘔吐があり、はっきりと病名がわからないので今後の管理はどのようにしたら良いかわからないのです。
今まで下痢はしたこともなくとても体の丈夫な子です。
ただ、とても食が太く体重あたりの2倍は食べてました、運動量も多く1日1時間の散歩2回プラス家で2時間は走りまわっています。
そのおかげで若干太めぐらいです。
ただ、ユカヌバは油が多いので油分の取りすぎだったかなと思います。
血液検査の結果はGPT186,GOT71と高めです。アンモニアは正常値で栄養障害もなく、夜間救急では血小板の低下がありましたが、次の日の検査では正常値で凝固機能も問題はありませんでした。
1ヶ月後に再検査する予定です。
ドックフードだけでなくおやつや肉類も与えているので、ともかく体重あたりの適量の量にして、油分を控えています。
体重が減ってきたり、元気がなくなるようなら増量しようと思っています。
質問の意図は夜間救急では膵炎、レントゲンでは胆のうに炎症があると言われ、肝障害、急性胃腸炎と診断され、主治医では腸炎だと診断されました。
動物の場合確定診断はつけにくいものでしょうか、TLIHとはどのような検査なのでしょうか、アミラーゼの上昇は膵炎以外にどのような現象が考えられるのでしょうか?
それから肝臓のフードは低蛋白ですが、アンモニアが上昇していない限り良質の蛋白は必要なのではないでしょうか。
アンモニアの上昇のない軽い肝臓障害のフードは療養食であるのでしょうか?
ユカヌバのシニアでは今の肝臓の数値から考えて不適切な食事でしょうか?
すいませんまだ2歳の子なので今後健康でいられるためにどのようにしたら良いか真剣に考えようと思ってます。
とても大食いなので、いろいろな病気が怖いと思ってます。
よろしくお願いします。
2006/06/16 10:55
急性膵炎の疑い
2歳雌パピヨンの女の子です。
4ヶ月の時コクシジュムが寄生していましたが、発見が遅れたため低蛋白血症のため易感染性の下痢を起こした以外は消化器疾患は一度もなかったのですが、夜中に激しい嘔吐と呼吸促進で夜間救急に行きました。
AST.ALT値が200以上に上昇し、血小板も軽度の減少とアミラーゼが3000の状態でした。救急病院にて抗生剤の投与、抗潰瘍剤の投与と吐き気止め投与をしてもらい、電解質の輸液をしてもらって、朝一番に主治医のもとに行きました、入院と言われて電話で再検査の結果を聞きました。
TLI検査の結果は陰性で、レントゲンを見る限り膵臓の腫れはないので、胃腸炎のひどいのでありと診断されました。
その時は肝酵素の値は若干高いぐらいまで下がったといわれました。
2日前に黒い小石が便と一緒に排泄されたこともありました。それは誤って食べたものかどうかわかりませんが、この状況から考えて食事療法が必要でありと私は思いました。
ただ、主治医からは消化器疾患用のフードにすればよいのみの返答しかなく具体的には脂肪を控えるとか、蛋白質はどれくらいの目安で摂取するのかを知りたいのですが、教えてもらえませんでした。
具体的な検査値は今手元にないのですが後日獣医師にお願いしてコピーをもらおうと思います。