松倉 源太郎 先生からの回答
こんにちは。
かなり難しい御質問で、本来であれば、処方を行った獣医師を実際に十分な話し合いをする必要があると思います。
そのため、この場では一般論になってしまうのですが、まず、老齢性の心臓病に関しては、ほとんどの場合は、薬は症状の進行と共に、増えるばかりのことが多いと思います。また心臓の薬は、使用する用量や期間によって、もちろん副作用はあります。フォルテコールやフロセミドの使用は、心臓の負担を軽くしますが、使いすぎると尿毒症になることもあります。今後も薬のさじ加減は非常に大事なことになると思います。
心臓は残念ながら、治るものではありません。進行状況と副作用により刻々と状況は変わっていきます。普段からかかりつけの獣医師と十分な話し合いをもって、納得できる治療を行えるようにしておくことが一番重要だと思います。
2006/06/16 18:19 参考になった! 0
投稿者 さん からの返答
ご回答ありがとうございました。長くお付き合いをしていかないといけない病気だと思うとなおさら色々なご相談にのっていただける獣医さんをと思います。主治医の方や飼い主の判断でペットたちの寿命も変わるのかと思うと慎重になってるのかもしれません。大切な家族なので出来る限りのことはしてあげたいです。ありがとうございました。
2006/06/23 06:19
伊東 彰仁 先生からの回答
ACE阻害薬にはいろいろな種類があり、病種やレベルによって使い分けています。これは主治医の先生の判断が重要です。また疑問点は、時間をとって十分な説明を受けることも大事です。
ちなみに心肥大は病名ではなく症状名です。期間虚脱も程度によりますが、心肥大を引き起こす可能性があります。
ここの片を、十分に検査していただくとよいでしょうし、今後の見通しや予後の説明も受けてください。
副作用も、病期が進行してから使う薬(ACE阻害薬だけではなく、強心配糖体なども含みます)は、皆無というわけにはいきませんが、基本的に心臓が悪い場合、投薬治療は生涯続くことは覚悟すべきだと思います。
現在心臓に対して使っている薬は、飲めば心臓が治ってゆくというものではありません。心臓の病態に合わせて、負担を少なくしたり、そのための弊害が起きないようにするというものです。
2006/06/18 11:12 参考になった! 0
投稿者 さん からの返答
ご回答ありがとうございました。引っ越したため以前かかっていた病院は遠いので近所で土日に診察してる病院で探して行ったのですが、これからのことを思うと他の病院でも診察を受けて判断する方がいいのかと検討しております。飲ませ始めると生涯のお付き合いになるのは薬だけでなく先生とも長いお付き合いとなるので一緒に考えてくれる先生に出会えればと思います。ありがとうございました。
2006/06/25 11:12
心肥大について
初めまして。去年初めて行った病院でレントゲンをとり、心肥大と気管虚脱、肺に水が溜まってると言われました。この季節になるとガーガーと咳がひどくなります。先日は午後からゼーゼーと止まらなかったので同じ病院で同じ処置を受けました。今回はもらった薬の名前を伺って、フォルテコールを1日1回とフロセミドとプレドニンを1日2回与えています。心臓の病気は一生のお付き合いになるのは以前から知っていますが、ずっとこのお薬を投薬しないといけないのでしょうか。このお薬に副作用はありませんか。飲ませたその日と翌朝はご飯を食べても吐いていました。今は少し落ち着いていますが・・・大切な家族ではありますが予算や副作用も心配なので出来るだけ最小限のお薬の投薬で・・・と思ってるのですが、何が一番必要なのでしょうか?