だいじょうぶ?マイペット

もうほう虫治療の対処方法

質問カテゴリ:
皮膚の異常

対象ペット:
/ ケアーンテリア / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
--- / 非公開中の会員

 
2006/07/08 20:02

はじめまして、東京都在住の小野澤と申します。
昨年10月にボストン・テリアを飼い始めブン太と命名し可愛がっております。4月頃より首の毛が抜けはじめましたが、季節の変わり目であり夏毛に抜け替わる為と思っておりました。しかし、抜け毛の範囲が広がり、瘡蓋状に湿疹も出てきました。掛かりつけの獣医師に見せたところ、もうほう虫が発見され治療を開始いたしました。治療開始から3ヶ月が経過しましたが改善が見られません。獣医師からはなかなか治り難い病気との説明は受けておりますが、何とか治して上げたいと思っております。治療は、抗生物質の飲み薬と塗り薬です。
「犬の三大疾病のうちの一つで、他の二つの病気には特効薬が開発されているが、もうほう虫には特効薬はない。場合によっては安楽死を選択する飼い主も居る。」との説明を受け、何か良い治療法は無いものかと思い相談させて戴きました。
何卒、よろしくお願い申し上げます。

デクトマックスという殺虫剤が効きます。それでも半年近くかかる場合がありますけど。しかしデクトマックスは家畜用の薬なので犬猫に使用はできませんので、使用するときは飼い主さんの了解が必要になります。早いと6~8週で治る場合があります。毛包虫は免疫が低下したときに悪さをしますので、免疫力を高めることも治療の助けになります。

 まず、体のどの部位にアカラスがいるのか確認することが大切です。
 1歳を超えても毛包虫による皮膚炎が見られる場合は毛包虫の殺虫を考える必要もあります。
 しかし、まずは身体検査や血液、尿検査など必要な検査をして全身に問題がないかどうかを確認しましょう。
また、栄養状態もアカラス症を発症するかどうかに大きく関連しますので体重や体格を評価してもらいましょう。

 身体検査やその他の検査で異常がなければ、毛包虫の殺虫を開始してみましょう。
現在は飲み薬や注射の治療がよくされていて、ともに効果はあると思います。
同時に皮膚の細菌感染もよく起こりますので、抗生物質も必要になることも多いです。
 また、完治に見えても再発することもありますので、完治後もしっかりと定期検査を受けて下さい。

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