だいじょうぶ?マイペット

カイセン?糸状真菌?それとも?

質問カテゴリ:
皮膚の異常

対象ペット:
/ マルチーズ / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
--- / 非公開中の会員

 
2006/07/21 02:06

約1ヶ月半程前に耳の縁や、目や鼻の周りにかさぶたのような物が出来、毛が抜けていることに気が付きました。
急いで近所の獣医さんへ連れて行きました。診断の結果、カイセンあるいは、糸状真菌であろうということでした。ただ、皮膚を取り、顕微鏡で見てもカイセンも糸状真菌も見られない為、全ての可能性は否定できない為、様々な処置を行っていき、一つづつ消去法で原因を探していきましょうとのことでした。
まず、最初に行ったのは、『レボリューション』というカイセンに対する処置でした(6/10)。1週間後(6/17)、今回も皮膚をとり顕微鏡で見て頂きましたがカイセンも糸状真菌も見られませんでしたが、改善はみられないものの悪化もさほど見られなかった為、しばらくカイセンに対する治療を行うことになりました。
6/24 今回も顕微鏡で見て頂きましたが、カイセンも糸状真菌もみられず。しかし悪化が見られる為、再び『レボリューション』を投与。
また、皮膚を少し取り、カビの培養をしていただくことになりました。
6/30 カビの培養結果は糸状真菌は見られないとの事。悪化しているが1週間様子をみることに・・・(この頃から症状は足や手、お尻にも広がっていきました)
7/7 さらに悪化。再び顕微鏡で皮膚を見てもらう。カイセンは見られないが、糸状真菌の様なもの(テキストのような完全な形ではないが・・)
が見られるとの事。とりあえず、糸状真菌をターゲットにした治療に切り替えることにし、内服薬を処方していただきました。
7/14 さらに悪化、皮膚を掻いたり、手足を振ったりする頻度が増し、元気も少しなくなってきたようです。再び顕微鏡で見ていただくが、カイセンは出ず、やはり糸状真菌のようなものが見えるとの事。再び前回のお薬を量を増やして処方していただきました。また、糸状真菌対策のシャンプーと塗り薬も同時に処方していただきました。
7/15 自宅にてシャンプー。
   次の日には症状が広がってきたように見えた。
7/18 耳の中にまで症状が出てきました。しきりに耳を掻いたり振ったり・・・再び皮膚組織を顕微鏡で見ていただくが、カイセンは見られず。糸状真菌の様なものが見られるとの事。今回は前回のものよりも高価な糸状真菌対策のお薬(イコナゾン)を処方していただきました。
7/20 ここ2日程、本当に元気がなくなってきた。ほとんどずっとうずくまっている。食欲もだいぶ落ちてきているようで、背骨が触ると手に触れるようになってきた。症状は改善せず。病院にて再び顕微鏡で見て頂くが、一向にカイセンは見られないが、カイセン対策の注射をして頂く。

今のところ毛の抜け方、かさぶたの感じから見て糸状真菌とカイセンの両方を患っているのではないか?というのが最寄の獣医さんの意見。
私も先生のおっしゃることには納得できるし、いろいろ調べてみてもやはり、先生のおっしゃっていることが妥当な見方だというのもわかるんですが、一向に改善されないし、また食欲や元気がどんどん落ちてきている以上、命の危険を非常に強く感じるようになってきました。
先生は免疫の病気の可能性についてもお話されていましたが、それはカイセン、糸状真菌の可能性を否定してからの検査になるということでした。
先生は大変親身になってお話してくださいますし、納得も出来ますが、
症状がどんどん悪化し、命の危険も感じるようになってきている以上このままにはしておけません。
他に考えられる原因、あるいは治療法はないでしょうか?
何か他に出来ることは無いでしょうか?
猫のストレスを考えるとセカンドオピニオンとしていくつかの獣医さんを回るのもためらわれるのですが・・・

 

おそらく、疥癬でも糸状菌でもないように思われます。
非検出性の疥癬もありますが、その場合アイボメックかドラメクチンの、2回投与で判断します。(2回投与で改善がなければ、マイナスと判断)
真菌は、治療前に培養しておけば、あれば出ます。
ステロイドを使用していなければ、特異的ⅠgE抗体を調べてみると良いですね。まずはその結果を見てから免疫性の疾患や、ホルモン疾患などを考えるべきです。

投稿者 さん からの返答

ありがとうございます。この結果を持ってかかりつけの獣医師さんのところに早速いってみることにします。
ありがとうございました。

 猫のカイセンは一般的に検査で見つかります。
また、カイセン以外に全身性の病気がなければ、適切なカイセンの治療で皮膚症状は改善すると考えられます。
カイセンに対してしっかりと検査と治療を再度してもらって下さい。

 糸状菌症を疑う場合に糸状菌の培養も有効な検査になりますが、写真のようなひどい症状を示していれば、顕微鏡検査でも十分に見つかると思います。

 検査を重ねてもあるいは治療をしてもカイセンや糸状菌とは異なる結果が出ているなら、次なる検査を実施するべきかもしれません。
 食欲、元気がなく、命にかかわるような状態であれば、なおさら早急に確定診断が求められます。
カイセン、糸状菌の再検査はもちろん、全身の皮膚症状のチェック、耳ダニ、血液検査を必ず実施して下さい。
 また、私は写真で見るだけなので勝手な予測になりますが、診察の結果、自己免疫性疾患などが疑われるなら、皮膚のバイオプシー検査が求められるケースではないでしょうか?

投稿者 さん からの返答

早速、このアドバイスを持参の上、獣医師さんのところに行ってきました。先生といろいろ相談した結果、免疫性疾患に対する処置をすぐに始めることにしました。バイオプシー検査もしたほうが良いというのはわかっているのですが、今の状態で耳や顔の皮の薄いところを採取するというのはどうしても、可哀相で出来ませんでした。また、採取してしまうとステロイド系のお薬がしばらく使えなくなってしまうということであったので、今回は投薬をして様子を見ることにしました。
迅速なアドバイス本当に感謝しています。
ありがとうございました。

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